宇佐神宮に着いたのは17時近く。国道沿いの広い駐車場に停めて、仲見世の前の参道を進んだ先の鳥居。
この先の左側に、前回の蒸気機関車が置かれていた。
鳥居の脇にあった御由緒。「全国に4万社あまりある八幡社の総本宮」とある。
宇佐神宮御由緒
当神宮は全国に4万社あまりある八幡社の総本宮であります。
神代に比売大神が馬城の峰(大元山)に御降臨になった宇佐の地に、欽明天皇32年(571)に応神天皇の御神霊が初めて八幡大神としてあらわれ、宇佐の各地を御巡幸ののち、神亀2年(725)に亀山の一之御殿に御鎮座になりました。
また、天平5年(733)比売大神を二之御殿にお迎えし、のち弘仁14年(823)神託により神功皇后が三之御殿に御鎮祭されました
皇室は我が国鎮護の大社として御崇敬に篤く、特に八幡大神が東大寺大仏建立援助のため神輿にて上洛されたこと、また和気清麻呂公が皇統護持にかかわる神託を授かった故事などから、伊勢の神宮に次ぐ宗廟、我が朝の太祖として勅祭社に列せられております。
神社の数は全国に約8万社と聞いていたので、4万社なら半数が八幡神社かと思ったら、下記の神社チャンネルによれば約7800社になるそうだ。それでも2番目に多い伊勢信仰4400社よりも圧倒的に多い。
https://zinja-omairi.com/zinja-number/
「神様と仏様 日本で最初に出会ったのは この場所でした」とのポスターが。
境内は想像したいてより広大だった。面積14万坪は0.46㎢でTDLとほぼ同じ。
右下の駐車場から神橋を渡って大鳥居をくぐり、春宮神社で左に曲がって上宮までは800mほど歩く。
http://www.usajinguu.com/guide/
手水舎から階段を上がった先には茅の輪があった。夏越大祓の季節。
その先で左に曲がり、上宮まではひと登り。
木々のトンネルを抜けると上宮エリア。
最初に西大門に対面。
回廊を右へ。左の屋根の大棟の向こう側に、本殿(国宝)の妻側の屋根先端)が顔を出している(ことに後から気づいた)
公式サイトのフロントページに、建物配置がよくわかる写真が載っている。
上宮にあった解説。
宇佐神宮
御祭神
一の御殿 八幡大神(応神天皇)
二の御殿 比売大神
三の御殿 神功皇后
宇佐神宮は全国八幡社の総本宮、勅祭の大社であり、伊勢の神宮につぐ宗廟、我朝の太祖として歴代天皇より篤い御崇敬を受けています。また、私たちの祖先は全国各地に宇佐の八幡宮をお迎えして、氏神や鎮守のお社としました。
神代に三神の比売大神がご降臨されたこの宇佐の地に、約1400年前の欽明天皇32年(571)、応神天皇のご神霊がはじめて八幡大神としてあらわれ、各地をご巡幸後、この亀山にお鎮まりになりました。のちの弘仁14年(823)、応神天皇の御母君であられる神功皇后をお祀りし、三殿のご鎮座となりました。
右へ回ると拝所が並んでいた。
手前に一之御殿(の拝所)
楼門のような二之御殿の拝所。
軒下の組み物。
二之御殿の背面側には崖下に降りる階段(立ち入り禁止)があった。南南東を向いている。
三之御殿拝所の前から、来た方向を振り返って。
参拝しているときは、この建物が国宝と勘違いしていた。前出の公式サイトの写真にあるように、回廊の内側に2列に3棟並ぶ建物が国宝の「御殿」
一応パノラマで。
西大門前を通って元来た道を戻る。
屋根が美しい若宮神社。
下宮も参拝しないと「片参り」になるとの説明板があったので、若宮神社から左に降りる。
下宮にもお参りさせていただきました。