墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

松尾古墳(永田1号墳) 長崎県壱岐市郷ノ浦町永田触

春一番の碑を訪ねた後は、岳の辻へ道すがらにあった松尾古墳(永田1号墳)へ向かった。

 

道路沿いで説明板もあり、見学しやすい古墳。

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壱岐市の指定史跡。 

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市指定史跡 松尾古墳
所在地:壱岐市郷ノ浦町永田触字松尾758
指定年月日:昭和52年3月10日
本古墳は直径15m前後、高さ約4.5mの墳丘を有する古墳で、壱岐では中程度の規模の古墳である。石室は羨道部・前室・玄室(後室ともいい、遺体を安置する奥室)からなる全長約8.5mの複室構造の両袖式横穴式石室で、南向きに開いた入口の開口部以外はほぼ良好に残されている。
島内には本古墳に類似する構造の古墳が多いことから、これらの古墳が営まれた時期は、壱岐古墳時代で最も重要な時代であったのではないかと考えられている。古墳の築造時期は、石室の特徴から見て6世紀末(西暦500年代の終わり頃)を中心とする年代と考えられている。
島内には、現在約280基の古墳が残存しているが、郷ノ浦町内にはその中の40基余りが所在している。本古墳は別名「永田1号墳」とも称され、全部で12基の古墳からなる永田古墳群に属している。
なお、本古墳の副葬品については不明である。
平成27年1月 壱岐市教育委員会 

 

墳丘の見た目は小ぶりだが、堂々とした巨石で組まれている。

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露出した羨道の石が、兜(庇とシコロ)のよう。

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まずは前室へ。 

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前室側壁は左右とも一枚岩。

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玄室への袖石。

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かがんで玄門をくぐる。 

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玄室の高さは約3m。落書きが残念。なんとか消せないものか。

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奥壁を背にして開口部を。

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フラッシュすると、ここにも。 

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玄門上の前壁も巨石。 

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見上げた天井石。

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外へ出て、引いた位置から。

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その周囲に、気になる石材があったが、古墳があった位置ではないようだ。 

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額田大玉さんが永田古墳群の9基を探訪されている。9号墳も素晴らしい。 

http://kofuntokaare.main.jp/5goufun/page245.html

 

道路のすぐ先からは郷ノ浦港が望めた。

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