今回も「蔵出し」シリーズ。昨年8月に撮ったままとなっていた浦安市郷土博物館。
先々週のブラタモリが「浦安」でもあった、ということで(当館は出なかったが)
郷土博物館は入館無料。市役所や中央図書館など、市の施設が集まる一画に建つ。
正面入口と親子像。
室内展示は「魚介類の宝庫・浦安」「オカのくらし」「かわりゆく浦安」の3部構成。
こちらは埋め立て前の干潟のジオラマ。
こちらは大きな水槽で泳ぐリアル魚。
実際に使っていた漁労具の展示。
刺網漁を解説する模型。
ブラタモリでは浦安魚市場が取り上げられていたが、市場や行商に関する展示もある。
行商の行き先マップ。
このときは8月だったが一つの部屋が「自由研究ルーム」となっていて、過去に賞を取った自由研究の作品が手に取って見られるように並べられていた。
まとめ方のヒントになると思うが、あまりにも力作ぞろいで休みの終盤に見ると途方にくれそうでもあった。
こちらの展示室の「仮屋」は船大工の伝統技術を残し伝える場となっていて、実際にべか舟などを造っている。
実物の舟や道具・機械も展示。
屋外で作業されている船大工の方がいらした。
厚い板を曲げたり水平を取ったりということをシンプルな道具で実践されていた。まさに職人技。
この博物館のもうひとつの”目玉”は町並み再現の屋外展示。
キティ台風から復興し、最も活気に満ちあふれていた昭和27年ごろの漁師町・浦安が再現されている。
路面はきれいな砂利だが、雰囲気のある路地。
何軒かは実際に市内に建っていたものが移築されている。
中に上がれる家もあって、混んでいなければリラックスできたりもする。
茅葺きのお宅も。
突き当たりの銭湯は壁面だけ。
中に入れる天ぷら屋さん。実際に営業できそうな作りだった。
中庭ではサルスベリが咲いていた。
共同の水道も。
船宿とたばこ屋が並ぶ。たばこ屋は大正15年の建物が移築されている。
向かいの人工池に浮かぶ舟。
博物館のすぐ西は境川で、800mほど北に向かうとブラタモリにも出た「フラワー通り商店街」がある。富士塚のある神社も。おすすめです。