前回のつづき。
菖蒲塚(あやめづか)古墳からもと来た道を降りて金仙寺へ。
すぐ南隣、古墳のある場所から続く台地の端に古そうな神社があった。
日枝神社。由緒書きや説明板はなかった。
やや新しい石段を上がると、草が刈られたままのようになっている境内。
古そうな狛犬が2セット。
狛犬、鳥居の方向を振り返って。
本堂の左隣の敷地は明治38年(1905年)の戦役記念碑と切り株跡のようなものがあったが、縄で結界が張られていた。
縄の手前から見ると、拝殿の後ろに厳重に保護された小さな社が2つ確認できた。
帰りの電車までまだ時間があったので、巻駅まで歩いてみることにした。
振り返って見た日枝神社。
その先には、雰囲気のある建物が続いていた。
軒先には杉玉が。
株式会社越後鶴亀さんの工場だった。忙しそうに働かれていたので、表の写真だけ。
http://www.echigotsurukame.com/
その先も、魅力的な板塀の民家がいくつもあった。
新築されたお宅も周囲の景観に合わせられている。
板壁だけの家は倉庫だろうか。
上記は竹野町の一角。
ここから巻の市街までの間、700m程は田んぼの中の道を歩く。
振り返って角田山(かくだやま)481m
後で調べたたら『新・花の百名山』(by 田中澄江)の山でもあった。山の向こうが日本海。
こちらは弥彦山(634m) 三角の端正な佇まいが美しい。
巻の町に入る前に小さな川を越える。「矢川ふれあい公園」とあった。
巻(まき)という街の名は今回初めて知った。
前は新潟県西蒲原郡巻町だったが、2005年まで新潟市に合併されたそうだ。
ちなみに漢字1文字の地方自治体は全国で、市では10、町では14しかない。
駅は42ヶ所あるそうです。
また、エントリのために調べる過程で、付近に「山谷古墳」があることを後から知った。下記のブログに詳しい。機会があれば、また来たい。
新潟県にもあったんだ!歴史と自然が同時に味わえる新潟市指定史跡・山谷古墳に行って来た。 | にいがたレポ
市街に入ってまず目に付いた称名寺。本堂も大きいが、こちらのお墓も大きい。
軒先アーケードの懐かしい感じの「メインストリート」
妻入りの面にも、軒が出ていた。
営業中の店も多かった。
早足で歩いたので、電車には余裕で間に合った。
越後線の車窓、関屋駅から400mほど新潟駅に寄った北側。墳丘のようなものがチラッと見えた(行きに見たので帰りに撮った)が、ちょっと調べただけではわからなかった。
MAXは大きい。オール2階建て新幹線は、速度重視の東北ルートからは姿を消している。
始発の新潟で乗ったのではじめはすいていたが、越後湯沢、高崎で満員になった。
以上で2015/3新潟編、終了です。