墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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三条塚古墳 須恵国の古墳⑤ 千葉県富津市

三条塚古墳は「飯野陣屋跡」の中にあった。

下の地図は、三条塚を経て飯野神社を通りかつての大手口を通り抜け、濠を回り込んで「現在地」に達したときにあった案内板。

左上の細道の先が割見塚古墳にあたる。今は古墳の頭上から左上の道が外とつながっている。

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上記は、あとから知ったので、この辺りかと思いながら進むと木立の盛り上がりがあり、周堤の道を東側へ回り込んでいくと、奥に入り口があった。

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案内板が整備されているのは嬉しい。(あっても入れないのは寂しいが)

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・三条塚古墳 前方後円墳 墳丘122m 周溝193m 6世紀末頃

内裏塚古墳群で2位の大きさ、6世紀末頃の前方後円墳としては東日本最大の規模だそうだ。

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木立の中には別の案内板(昭和48年)も。幕末に飯野藩校・明新館が建てられて、古墳の東側がコの字型に削られている。

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今は光が差し込むが、これからの季節は鬱蒼と暗いだろう。

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後円部登り口に天井石の一つが露出している。B6版の本と較べると大きさがわかる。

この天井石から奥の部分は昭和48年時点では「未発掘」だったそうだ(1989年発掘調査)

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墳丘上は一応歩けるようになっている。

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後円部から前方部。

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前方部から後円部。

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前方部の端。

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 古墳の西側と南側は、水をたたえた周溝があり、渡れない。f:id:massneko:20140329151629j:plain

入り口まで戻り、回り込んで進むと神社があった。

 

続く。