4/11に東京藝大美術館で「ダブルインパクト」展を見たときに、すぐそばにある駅跡も写真に収めました。
以下はWikipediaより
博物館動物園駅は、かつて東京都台東区上野公園にあった、京成電鉄本線の駅。
1933年(昭和8年)の京成本線開通に合わせ、東京帝室博物館・東京科學博物館・恩賜上野動物園や東京音樂學校、東京美術學校などの最寄り駅として開業した。しかし、老朽化や乗降客数の減少が響いたため、1997年(平成9年)に営業休止、2004年(平成16年)に廃止となった。廃止後も駅舎やホームは現存する。
(中略)
中川俊二設計で、国会議事堂中央部分のような西洋様式の外観が特徴で、国会議事堂よりも建築時期は古く、営業休止時まで供用されていた。
(水平が取れませんでした。建物はまっすぐ建っています)
以下はWikipediaの「中川俊二」の項より。
中川 俊二(生没年不詳) 日本の建築家。1931年竣工の「京成・博物館動物園駅」を手がけた。
(中略)
皇室用地であった帝室美術館(現在の東京国立博物館)の敷地内に建てられることとなったため、昭和天皇出席の御前会議でデザインが決定されたと言われている。
この駅舎のことしか書かれていないことが気になりました。
照明器具が1つだけ復元されています。
以下は銅板に刻まれた説明文。
博物館動物園駅 照明復元事業
この博物館動物園駅は、1933年(昭和8年)に竣工しました。3灯の壁付照明器具が、3方に開いた出入口を照らしていましたが、第2次世界大戦の金属供出により取外され永く失われていました。この駅舎と地下駅空間の保存と再生を願い、20年間にわたる活動を続けてきた市民グループ、NPO法人〈上野の社芸術フォーラム〉による企画と募金活動により、2010年、漸く1灯の復元となりました。芸術の中枢機能が集積するこの交差点<アートクロス上野>に向けた光を復活させるものです。
平たいピラミッドのような屋根。
軒周りのデザインが素晴らしいです。
葉桜と。
真横から。
後ろ側から。東博敷地、法隆寺宝物館の裏になります。
中の様子が紹介されているブログがありました。貴重な写真が掲示されていて、とても興味深いです。