堂山古墳群への行き返りの道で、事前チェックしていなかった古墳に遭遇。
大東市立歴史とスポーツふれあいセンターの東側駐車場にあります。
手前が奥壁側。
框石・袖石から手前が玄室です。
羨道側から玄室を。床面は見学しやすいように固められています。
開口部があった側から、羨道・玄室方向を。
なかなか大きな石材を使っています。
説明板あり。
屋外展示
宮谷1号墳横穴式石室
昭和62年大東市北条6丁目地内の宮谷川左岸の丘陵地において、宅地造成工事に伴う発掘調査により出土した横穴式石室を移設復元したものです。
調査地周辺は、以前から古墳の存在を示す須恵器や石室などの発見があり、宮谷古墳群として知られていました。
発見された宮谷1号墳は、片袖式横穴式石室をもつ直径約20mの円墳で、6世紀後半頃(古墳時代後期)に築造された古墳です。石室の天井石は既に失われ、内部は中世の頃(12世紀から13世紀頃)に盗掘され荒らされていましたが、耳飾りとして使われた金環3個、鉄製品(鉄鎌・鉄鏃)、須恵器の蓋杯や壺類などの副葬品が残り、石室内に石棺が置かれていたと推定されます。被葬者は古墳の規模から当時のこの地域の有力者と考えられます。
また、この古墳は、およそ半世紀前(6世紀前半)の古墳と重なって造られていたと推定され、両方の古墳に伴う円筒埴輪、家や盾などの形象埴輪が出土しています。
平成24年3月 大東市教育委員会
大東市歴史とスポーツふれあいセンター
屋外展示ということは室内展示もあるはずで、建物内には「大東市立歴史民俗資料館」があったのですが気づかずにスルーしてしまいました…
このあたりで、直前に訪ねた忍岡古墳で覆い屋内の石室を見逃したことに気づき、戻らなければと焦ってしまったのが敗因だと思います。
とはいいつつ、忍岡古墳へのルート沿いにあった四条畷市立歴史民俗資料館には立ち寄るというちぐはぐさ。
そうするとそこは休館という…
「はにわ子馬ちゃん」、見たかった…