墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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野口王墓(天武天皇・持統天皇 檜隈大内陵) 奈良県高市郡明日香村野口

梅山古墳から鬼の雪隠を経てさらに東へ、丘陵裾に沿った眺めのよい散策路を進んで行くと、目の前に現れた野口王墓(のぐちのおうのはか)

 

南の拝所側へ回り込んで。

 

宮内庁の高札には、天武天皇・持統天皇 檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)とあります。

 

繁みの背後の墳丘の様子は確認できず。

 

下記のガイドブックによれば、墳丘は典型的な天皇陵の形式である八角墳で、規模は東西約58m・南北約45m・高さ9m、5段の築成で周囲巡る石段あり。

日本書紀に記される天武・持統合葬陵として確実視されており、石室は切石を積んだ2室に天武天皇の夾紵棺(漆を塗った布を幾重にも重ねた棺)と持統天皇の金銅製骨蔵器が納められたと考えられているそうです。

 

墳丘の東裾と、飛鳥寺方面へ向かう県道209号。

 

その県道側からの参道。下に駐車場あり。県道の向こうに満開の梅が目立っていました。

 

その梅の木のもとへ。

 

そこから振り返った野口王墓。


県道の立て看板は翌日のハーフマラソンを告知。

 

翌日、そのあたりで走りながら撮った野口王墓(左の丘上)