墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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小蓮古墳 高知県南国市岡豊町

小蓮(こはす)古墳は前回の長畝古墳公園と岡豊城跡との間の丘の、南斜面に立地。オリジナルの場所です。

 

岡豊病院東側の住宅地から少し登ります。古墳への案内板は無かったので”試行錯誤”しましたが、下記から北が正解。

住宅地の道は車1台幅しかないので、停める場所はかなり手前で探す必要があります。

 

三段登ってさらに上へ。

 

途中で一旦右に折れます。ちょっと荒れ気味。

 

すぐに左に古墳への階段が。

 

説明板が見えてきました。

 

その後ろに開口部。

 

残念ながら立ち入り禁止の札も。

 

高知県指定史跡の円墳で、石室全長は10.8m。

小蓮古墳(県史跡)
南北28m、東西22mの円墳で、高さ約7mの墳丘も残っている。
内部構造は横穴式石室でその全長は10.8mで県下最大である。石室は羨道と玄室に分かれ、玄室には床面に割石が敷き詰められている。
石室内から須恵器・金銅製中空玉・金環・鉄刀子・馬具・ヤリガンナなどが出土している。
副葬品から判断して、有力な古代豪族の墳墓とみてよく、その年代は6世紀後半と考えられる。
南国市教育委員会

 

高知県内の3大古墳の1つだそうです。他は朝倉古墳と明見彦山1号墳 。

県指定 史跡 −高知県教育委員会文化財課−

 

石室をのぞき込んで。確かに側壁の石が今にも倒れそうな感じ。

 

フラッシュで。

 

奥壁の三角形が端正でした。