墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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古宮古墳 香川県高松市鬼無町

讃岐古墳旅の2日目です。

最初に高松市の西側の鬼無町の古墳へ。

 

高松市内のホテルの前の道(国道11号)を西へ。踏切の多い街でした。

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鬼無(きなし)駅を過ぎたところで枝道に入り、緩い坂を上がったところに墳丘がありました。

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ピカピカの解説板。

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古宮古墳
昭和63年3月4日 高松市指定
古墳時代後期(6世紀末~7世紀前半)、全国的に大規模な石材を使った巨大な石の部屋(横穴式石室)を持つ墳墓が造られた。
石室は遺体を法売る場所である玄室と、玄室に至る通路である羨道に分けられる。古宮古墳では羨道が破壊されているが、玄門から奥の玄室部分は非常に良好に残されている。その玄室は香川県内でも特別大きなもので、ダイナミックな石組は古墳時代の技術の高さを物語っている。
古墳は既に盗掘を受けており全容は判らないが、鉄地金銅張鞍金具の破片等が出土しており、石室の規模に相応の副葬品が考えられる。
石室の規模や出土遺物から、古宮古墳に葬られた人々は、相当権力を持っていたと思われ、この付近に多く見られる横穴式石室の中でも代表格ではなかろうか。
高松市教育委員会

 

裾に小さな社があります。

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社の陰に開口部が!

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入り口側が崩れた羨道へ、羨道の天井から階段で降りていきます。

 

羨門の上の楣石でしょうか。

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楣石の下から奥を。実際はかなり暗かったです。

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フラッシュで。

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玄室に入ると、天井の隙間から光が。

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フラッシュで。

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さらに奥壁に近づいて。

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奥壁を背にして。

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フラッシュで。

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社の背面側に回って。

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さらに後ろから

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下弦の月がまだ高く。

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東側に神高池。日が昇る直前でした。

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