墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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大迫古墳 広島県福山市駅家町

前回の北塚古墳と同じ谷戸の700m程南西に立地するのは大迫古墳。

 

ピンの立つ場所の様子。どこですか?

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民家の石垣に組み込まれていました。

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広島県史跡の説明板。

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広島県史跡 大迫古墳
福山市駅家町新山
昭和23年(1948)9月17日指定
服部大池北側の東にのびる丘陵に築造された後期古墳で大迫金環塚とも呼ばれています。墳丘は削平されているため明確にすることができません。内部主体は加工した巨大な花崗岩を使用した、南に開口する両袖式横穴式石室です。
県内屈指の巨大石室墳(二子塚古墳、御年代古墳、梅木平古墳等)の一つです。
玄室は長さ約5.7m、幅2.5m、高さ2.7m、羨道は長さ6m、幅1.9m、高さ2.1mあります。
出土遺物としては、須恵器高杯が2点、金環が1点確認されています。
福山市教育委員会

 

余裕で立って入れる羨道です。

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玄室の高さ2.7m。

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見事な奥壁の一枚岩。

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奥壁に向かって左側壁。

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右側壁。

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奥壁を背にしてフラッシュで。

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額田大玉さんが気にされていた楣石の三角跡。元の石を加工したものでは無い様子です。

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羨道部で開口部を。

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中にいるのが心地よく感じられる”部屋”でした。

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