今回も日本橋の近代建築を。
「中央区近代建築物調査」に掲載されている、あなご料理専門店の「玉ゐ」さん。
そのサイトによれば 築年は昭和28年ですが、戦後に伝統的な町家様式で建てられた、元は酒屋さんの建物だそうです。
出桁造り+銅板の雨戸や雨樋がとてもいい雰囲気。
お昼をいただきましたが最高でした。
天井の高い室内。店は一階のみだと思いますが、奥は一段上がっています。
日本橋2丁目に、魅力的な店がもう一棟紹介されていますが、そちらは更地になっていました。
ストリートビューでは2019年5月での元気な姿が写っていますが…
この建物も、中央区のサイトに解説があります。「個性的な内部(洋館のような空間)」は一目みたかったです。
看板建築が発展した3階建てのビルの先駆とも考えられるそうです。
向かいも更地になっていました。この一画は2,3階建ての飲食店が集中する魅力的な街区ですが、変わっていってしまうのでしょうか。
中央通り沿い、日本橋三越の向かい立地する、入母屋屋根の鰹節店・大和屋さん。
築年は検索しても分かりませんでした。中央通りに残る貴重な木造店舗だと思います。
枝道側から見ると奥に長い建物であることがわかります。