ここからしばらくは中央区の日本橋の「建物シリーズ」を。
今年の2月頃にエントリしていた、築地界隈シリーズの続編です。
築地界隈の建築巡り・1 東京都中央区築地5丁目・7丁目 - 墳丘からの眺め
廻ったのは今年の3月頃でしたがネタ切れしたときのためにとっておいていました。
まさにネタ切れ寸前なので、少しづつ紹介させていただきたいと思います。
1番手は看板建築の本でも有名な江戸屋さん。
2階の縦の6本ラインがモダンです。それは刷毛のイメージとのこと。
竣工は大正13年。解説は中央区のサイトより。
大工職人が自由につくりあげた、老舗刷毛屋の洋風建築。
刷毛をイメージしたといわれる外観など、大工職人が自由な解釈で建てた洋風建築である。
吹き抜けの土間や天窓など、特徴的な内部空間が良く受け継がれている。
享保3年(1718)創業の刷毛屋の店舗であり、老舗の歴史を象徴する建物である。
大工棟梁、左官、畳などの職人の名前が御得意名簿により確認できる点も貴重である。
調査を通じて価値が明らかとなり、国登録有形文化財となった。
木の看板や丸い明かりも素敵です。
向かいでは大規模開発進行中。
四方をビルに囲まれますね。
ずっと残ってほしい建物です。