墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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日本橋1丁目中地区再開発 東京都中央区日本橋1丁目

前回の日本橋ダイヤビルディングを背にして中央通り側を見ると、ゲームの世界のような不思議な風景が目に入ってきました。

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枝道を入っていくと、重機がビル取り壊し中。

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囲い板の解体工事のお知らせにあるビルの数は、なんと27棟。

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地区一帯の大規模再開発でした。

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枝道の北側の野村證券ビルにも囲い壁が。

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さきほどの再開発マップにも①に野村證券本社旧館とあったのでまさかの解体かと驚きましたが、 ネットで調べると旧館部分は残すそうなので安心しました。

 

前回の旧三菱倉庫江戸橋倉庫ビルと同じ年の昭和5年(1930)の竣工で、設計は安井武雄。

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すぐ左は日本橋。このエリアの顔のような建物です。

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現在は川沿いに150m続く建物になっていますが、後ろの増築部分は取り壊しになるようです。

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この建物は2015年にも撮っていて、リニューアルのことにも触れていました。

日本橋エリアの歴史的建造物(の一部) - 墳丘からの眺め

 

中央通り側から見た再開発エリア。右後ろはコレド日本橋。

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上記中央の、閉鎖された道路を柵越しに。

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コレド日本橋の北側は囲い壁の前を通行できます。

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壁の向こうは、キューブのブロックを重ねたような街。

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2025年に竣工する「新しい街」は51階建ての高層ビルが建ち、総延床面積が約50万㎡になるそうで、日本橋川上の首都高地下化を視野に水辺を生かした施設もできるようです。

日本橋に51階建てオフィス、ホテルが2025年誕生、野村證券ビルを保存 | 東京再開発ニュース

 

高層ビルに入るホテルは、ヒルトンブランドの「ウォルドーフ・アストリア」

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2020/1027/download/20201027.pdf

 

昭和通り側からの野村證券ビル。こちら側はがらりと風景が変わるのでしょう。 

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