古宮古墳を見た後は大分駅の北側、中心街にある大分県立美術館「OPAM」へ。
大分城の大手門前から昭和通りを西に1㎞ほど、大分駅からなら徒歩15分圏内にあるOPAM。
設計は坂茂(ばん しげる)
上半分の壁面はガラスの内側に、縦横と斜め45度に木材が入るが、和風の佇まい。
向かいの大分県立総合文化センター「iichiko」とを結ぶ渡り廊下から撮っている。
左が「iichiko」、右が「OPAM」
渡り廊下をOPAM側から。
OPAMの東側には、地上からOPAM2階と渡り廊下をつなぐスパイラルスロープ&エレベータ。
その地上部分。
OPAMの内部。
建物の設計者の坂茂建築展が開催されていた(内容は次回エントリで)
館内の椅子やブース支柱等の素材は、紙パルプ製の筒。
1階での企画展見る前に、2・3階へ上がってみました。
ショップや喫茶は、吹き抜けの広い空間。 左では、企画展が紙柱で「はみ出して」いる。
エスカレータを上がった2階から、さきほどの渡り廊下側とをつなぐ室内橋。このときは立ち入り禁止になっていた。
反対側には素敵なカフェがあったが、このときは閉鎖中。
2階は入場料無しで入れる。
映像を見たり、本が読める魅力的なスペース。
2階へのエスカレータと、3階へのエスカレータをつなぐ場所。
上記を下から見上げると、下に柱が無いのが不思議な感じだった。
3階に上がると、下に膨らみを持つ広い天井が。
一部に作品展示場がある。
上部は空とつながっていた。
「渡り廊下」から見えた和風の意匠を室内から。
公式サイトに以下の情報が記載されていた(抜粋)
【設計・監理】
(建築)株式会社 坂茂建築設計
(構造・設備)オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド
(照明計画)株式会社 ライティング・プランナーズ・アソシエーツ
(ランドスケープ)有限会社 オンサイト計画設計事務所
(防災計画)株式会社 明野設備研究所
(サインデザイン)コミュニケーションデザイン研究所
【施工】
(建築)鹿島建設・梅林建設 建設共同企業体
【工期】
(本体)平成25年4月~平成26年10月
(外構・造園)平成26年5月~平成27年3月
【構造】鉄骨造一部鉄筋コンクリート造
【階数】地下1階+地上3階(一部4階)