前回のつづき。
馬の博物館見学後は根岸森林公園内へ。 一面の緑は大変気持ちがいい。
若木が植えられた斜面。
桜の名所に向けた取り組みだった。
アジサイが咲き乱れる一画。
芝生を歩いていると、ツバメが低空飛行で自分の周りを何度も回った。
目的地にしていた旧根岸競馬場の廃墟までは公園を右から大きく回りこんでいく。間には米海軍の施設が横たわっていた。
旧競馬場の建物が残る場所も、実は米軍敷地内。
ズームで。
フェンスで囲まれているが根岸森林公園に隣接している。
スタンドが向く方向は米軍施設側。
グーグルアースで観覧席の様子がわかる。
塔屋上部のふたつの丸窓が、顔のような印象。
下から見上げて。大きすぎて下端まで入りきらない。
それが三つ並ぶ。
蔦の効果で”髭面感”が。
背面の広場に詳しい説明板があった。
モーガン広場
根岸森林公園は第二次世界大戦までは、競馬場として利用されていました。競馬場には馬場のほかに、一等馬見所・二等馬見所・下見所などの施設がありました。全ての施設は、アメリカ人建築家J・Hモーガン(1877~1937)による設計でした。
J・Hモーガンは多年にわたり、根岸競馬場の施設を設計しています。設計の過程では、設計案の変更を行っており、主な施設である一等馬見所・二等馬見所は、実際に設計された設計案のほかに別の設計案がありました。
ここでは、図面と写真で一等馬見所・二等馬見所の設計過程及び建設された後の建物の様子、当時の競馬場の様子を紹介します。
現存している建物は、一等馬見所で昭和5年(1930)に建設されたものです。
一等席、二等席それぞれの設計図や写真も。
説明板がある位置からはカメラのフレームに入りきらなかった。
こちらがスタンドの背面側になる。
一番南の塔は緑の服を着たように。
南側の側面。 観覧席は南東を向く。
馬の博物館にあった模型。
スタンドと塔屋で、壁面に色の違いがあるのがわかる。
上の方まで蔦のつるが覆っているので夏は全面緑になるのか。
建物裾から望む横浜ランドマークタワー。
斜面には遊具が充実している。
そこから見上げた建物。
背面に正対して。古城のような趣きだった。