TOTOギャラリー・間で坂茂展を見た際、赤坂の坂道を歩いた。
乃木坂から赤坂通りへ降り、乃木神社を左手に見ながら東へ進むと、右手に完成間近のタワーマンションがあった。
来年4月に入居開始の「パークコート赤坂檜町ザ タワー」
地上44階建て全322戸(一般分譲165戸)平均坪単価1千万円で最高額は15億円 毎日新聞。3千万円の部屋を50戸買える!
すでに完売しているのでHPも見られなくなっている。
マンションの向かい側の枝道を入って進むと、いい感じにカーブする坂に出た。
稲荷坂の標柱。
いなりざか
坂下北側に円通院があり、その境内の稲荷への門があったための坂名。坂上に江戸城中清掃役の町があり掃除坂ともいう。
坂の途中から。思ったよりも長い坂だった。後から次々と上ってくる方がかなりいたので坂上からの写真は撮れなかった。
台地上の道を進むと、右手に見通しのいい空地(開発予定地)があった。
行き止まりの道に工事フェンス。
台地下が見通せる開発予定地だった。
そのあたりから北側を見上げると「パークコート赤坂ザ タワー」
高層ビルが増えると名前の付け方も高度になるような・・・
稲荷坂からの細道を抜けて右折すると工事の囲いがあった。
(仮称)赤坂5丁目プロジェクトは地上24階・88mのホテルで2019年に完成予定。
こちらの記事によると、積水ハウスによる「サービスアパートメント」(ホテルと賃貸住宅の中間機能。東京都心を訪れる外国人の利用を想定)とのこと。
日刊建設工業新聞 » 積水ハウス/東京・赤坂にサービスアパート建設/鹿島が基本設計、17年7月着工へ
その北側に円通寺坂があった。
標柱の解説
えんつうじざか
元禄8年(1695)に付近から坂上南側に移転した寺院の名称をとった。それ以前に同名の別寺があったともいう。
稲荷坂の説明とつながった。
最初は平坦だが円通寺の鐘楼のあたりから急になる。
そのあたりからズームで。
坂下へ降りてから振り返ったところ。
円通寺坂の途中で北側に枝道を入って振り返ったところ。聳えているのは赤坂パークビル(別の時間帯で)
古そうな石垣があった。
谷底のような細道を行くとここにも開発予定地があった。