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墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

GAS MUSEUM ガスミュージアム(がす資料館) @東京都小平市大沼

建築物、公園、街道、坂道 常設展、企画展 東京近郊の煉瓦建築・遺構

9月最後の土曜日、お昼前から時間が空いた。古墳へ行くには出遅れているので、東京都下の小平へ建物見学を目的に出かけた。家族はそれぞれ予定があって単独行。

最近、赤レンガ建物の魅力にもハマってきている。

史跡 佐渡金山 産業遺産(製錬施設)

有楽町駅 構内

旧東京第一陸軍造兵廠・東京砲兵工廠銃砲製造所(旧陸上自衛隊十条駐屯地275 号棟)北区中央図書館(赤レンガ図書館)

東京砲兵工廠銃砲製造所・煉瓦塀

法務省旧本館(赤レンガ棟)

東京国立近代美術館工芸館(旧近衛師団司令部庁舎)

東京駅界隈

三菱一号館(外観のみ)

富岡製糸場

碓氷峠の第三橋梁も数年前に行ったきりなので再訪しないと(もちろん古墳探訪とセットで・・・)

 

赤レンガ建物は都内にもまだまだある。

ネットで、この「がす資料館」を知り、興味がわいたので行ってみた。

東京ガス:GAS MUSEUM ガスミュージアム

 

小平市は東京の東側からはアクセスに時間がかかる。西武新宿線で一本だが、中央線の案内もあったので武蔵小金井を経由した。  

 

2012年に中央線高架化とともに刷新された武蔵小金井駅。小金井街道と交差する駅東側は、かつては開かずの踏切として有名だった。

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武蔵小金井は「江戸東京たてもの園」の最寄駅で、バス停には英語案内もあった。海外で人気が高いのだろうか。

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途中工事による渋滞もあって「ガスミュージアム前」までは30分以上を要した。

途中の「江戸東京たてもの園」は何年か前に訪問したことがあるがブログを始める前だった。今回は時間の都合でパス。

 

降りたバス停から新青梅街道まで少し戻ると、赤レンガの建物が並ぶ一画があった。

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下の写真は新青梅街道から見たところ。

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GAS MUSEUM ガスミュージアム(がす資料館)

入場無料。月曜休館。10時~17時。30台停められる駐車場がある。

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新青梅街道側入口には背の高い煉瓦塀もあった。

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東京都選定歴史的建造物の解説板。

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東京都選定歴史的建造物

がす資料館 本郷館・千住館

所在地 小平市大沼町2-590

設計者 不詳

建築年 本郷館 明治42年(1909)

    千住館 明治45年(1912)

ガス資料館の本郷館は明治42年に竣工した東京瓦斯株式会社本郷営業所を、千住館は明治45年竣工の同社千住工場計測器室を当地に移築したものである。明治初期のガス灯設置にはじまる事業の歴史を展示する資料館として再利用されている。ともに、左右対称のフォーマルな立面を持つ建物だが、本郷館の方が一般の目に触れる建物であったことから、屋根の造形や中央部のデザイン処理の仕方など、外観を立派にしようという意識が高い、千住館は、当時の工場建築の通例にならい、内部では鉄骨トラスの小屋組が剥き出しになっている。

東京都生活文化局

 

堂々とした正面の本郷館。明治42年(1909)に竣工した東京瓦斯株式会社本郷営業所、現在は「ガス灯館」

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正面は華やかな意匠だが、窓枠内も煉瓦で覆われてるので要塞のような雰囲気。

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側面には窓ガラスが嵌っていた。

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明治45年竣工の旧千住工場計測器室、千住館。現在は「くらし館」

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正面扉の上部三角の破風にある「星」は東京ガスの昔の社章。中央に「G」の文字を刻んだオリジナル石材も展示されていた。

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千住館の側面。北区中央図書館(赤レンガ図書館)と同じような位置に丸窓があった。

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千住館(くらし館)の方は内部の梁も見ることが出来た。細い鉄骨組みが美しかった。

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 建物前の広場では、ガスの明かりが灯っていた。

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 マグリッドの絵にあったようなタイプか。

《光の帝国 II》 | マグリット展 | René Magritte

 

こちらは4連タイプ。

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マントルを通した柔らかい光があった。

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下記は 2008年8月の記事だが関係者のインタビューもあって興味深い。

1960~70年代に道路拡幅などのため撤去が必要になり、この社有地に移転復元したそうだ。

東京新聞:社員の努力 表す聖域 ガスミュージアム(東京都小平市):名建築を訪ねる:東京情報・遊ぶ(TOKYO Web)