前回の那珂八幡古墳から北西450mほどの、アサヒビールの工場内に東光寺剣塚(とうこうじけんづか)古墳が残っています。
工場北側のゲートは、大きなトラックがひっきりなしに出入りしていました。
車を遠くのパーキングに停めて歩いて戻り…
上記の左の柵の内側を進むと、左側に古墳の説明板が。
守衛の方に聞きましたが、現在は公開していないとのことでした。
敷地の北東側に小径があったので進んでみます。
気になるカーブ。
柵の向こうに目を凝らすと、
墳丘的な土盛りが見えました。
福岡市のサイトに解説がありました。
横穴式石室を持つ墳長75m・高さ7mの二段築成の前方後円墳で、三重に廻る周溝を含めると総長は約126m。築造時期は6世紀中頃。後円部にある複室の横穴式石室の玄室には阿蘇石製の石屋形があるそうです。人物・馬などの形象埴輪や円筒・朝顔形埴輪が出土とのこと。
検索していると、こちらのポストで、工場は2025年に移転と知りました。
東光寺剣塚古墳。30年前の福岡市の調査報告書に「アサヒビール株式会社は本古墳の重要性を理解され、将来の公開を含めた保存整備計画を検討されており」とあるので、土地売却後も保存されると信じていますが……。:アサヒビール、佐賀・鳥栖に新九州工場を建設 26年操業開始 https://t.co/rNTlMX6xWi
— 今井邦彦 Kunihiko Imai (@imaikuni) 2022年6月23日
これで2024年2月の福岡2泊3日の墳行報告の完了です。
長旅に、おつきあいいただき誠にありがとうございました!
2024年2月下旬訪問