建徳寺2号墳の閉塞石に見たあとは西に5.4㎞、中元寺川左岸に残る位登(いとう)古墳を訪ねました。
下位登運動公園(西田川ボーイズグラウンド)の東に隣接。(左・西がグランウンド)
説明板あります。古墳時代前期の前方後円墳で現存長52m(田川市のサイトでは全長60mと)位登古墳 / 福岡県田川市
位登(いとう)古墳
この古墳は、田川地方において最古・最大の前方後円墳と考えられています。現存全長約52m、後円部径約28mを測ります。築造されたのは古墳時代前期頃と思われます。
平成13年度の調査では後円部より組合せ式箱式石棺が確認されました。赤色顔料が付着した人骨がよく残っており、当時の田川地域の首長像に迫れる貴重な資料となりました。
遺物は、小型仿製(国内産)内行花文鏡一面・碧玉製管玉62個・鉄製大刀片などが知られています。
田川市教育委員会
説明板の先が後円部墳頂。
古そうな石像、石碑がモダンな覆い屋に保護されています。
隣には、古代豪族之碑
覆い屋の後ろ、北へ続く前方部。
後円部の端から前方部を。腰丈の草が密生し足元が見えないので前方部へは渡らず。
そこから左手(西)のグラウンドでは少年たちが野球の練習に励んでいて、元気溌剌な声が響いていました。
後円部先端側から。
右奥へ前方部。
2023年9月上旬訪問