墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

尾山古墳 徳島県美馬市穴吹町口山尾山

前回の江ノ脇古墳からは吉野川右岸を東に進み、脇町ICから高速に乗って徳島市街へ向かうつもりでしたが、ルート沿いにあった尾山(おやま)古墳にも立ち寄りました。

 

JR穴吹駅のすぐ裏手の丘上に立地。ここを左に上がりますが、車の場合はどこか手前に停めた方がよいです。

 

上がった左手に、尾山古墳へのサイン。

 

進んで行くと民家の玄関ですが空き家のようでした。

 

その先の茂みの中に説明板。

 

足元に気になる石材。


美馬市指定史跡です。

美馬市指定史跡
尾山古墳
指定年月日 平成8年(1996)4月1日
標高70mの丘陵先端に位置しており、眼下には吉野川や北岸平地部一帯が広がります。
尾山古墳は、古墳時代後期(6世紀後半頃)に築造された古墳です。墳丘の上部が削られているため、墳丘規模を明確にできないが、本来は直径約13mの円墳であったと思われます。石室は南に開口し、玄室長3.8m、最大幅2.3m。墳丘の削平に伴い玄室上部と羨道部のほとんどが消失しているため石室規模・構造は不明です。
美馬市教育委員会

 

判読不能の倒れた看板の先に祠の屋根。

 

そこが石室でした。

 

開口部側から。

 

しゃがんで祠に参拝。その後ろが奥壁です。


奥の斜面下は吉野川。川とは逆の、南に開口。

 

奥壁側から。

 

奥壁を背にして。

 

墳丘を南側から。説明板には本来の径13m程とありますが、もっと大きく感じました。


豊かな流れに見とれます。

 

橋の先に見えた街。

 

墳丘にあった板石。

 

こちらは葺石?

 

最初の坂の下から。目の前に駅があったので行ってみました。