墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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琴浦町歴史民俗資料館 鳥取県東伯郡琴浦町徳万

前回のJR浦安駅(右の赤屋根)の左の建物が、琴浦町生涯学習センター 「まなびタウンとうはく」で、この5階に琴浦町歴史民俗資料館があります。

 

通常は施錠されていますが、3階(だったと思います)の教育委員会でお願いして鍵を開けてもらえます。


展示室は歴史、自然、民俗のコーナーに分かれています。

歴史コーナーには古墳関連展示も。

 

パネルの写真は狐塚古墳、出上岩屋古墳、山田1号墳。

 

その解説文。

古墳は豪族のお墓で、前方後円墳、円墳、方墳などがあり、埋葬施設には、石室や石棺、木棺などがあります。町内では、槻下(つきのした)、大法(だいよう)、公文、山田、倉坂、光好、杉地、八端(やばせ)、梅田、別所、出上(いでがみ)、坂ノ上の丘陵で作られています。大半が円墳で、前方後円墳は八橋狐塚古墳(全長87m)と、笠見1号墳(全長35m)です。副葬品には、鉄剣、鉄刀、勾玉、管玉、鏡などがあります。

 

狐塚古墳以外はノーチェックでした。出上岩屋古墳はグーグルマップにあったのでこのあと探訪。

山田1号墳は行けなかったですが、obitoさんのサイトで赤色顔料と加工痕が残る石室画像が見られます!

大和國古墳墓取調室

 

こちらは笠見1号墳の円筒埴輪。

 

琴浦町内からのさまざまな出土品。

 

展示室のメインは、白鳳時代の斎尾廃寺跡(さいのおはいじあと)関連でした。

 

飛鳥時代後期から奈良時代の創建の山陰を代表する寺院跡で、国の特別史跡。

東に金堂、西に五重塔が建つ法隆寺式伽藍配置で、寺域は東西160m・南北250mに及ぶ大規模なものだったそうです。

 

仏頭。小さいが、ハンサムな顔立ち。

 

自然地形の模型。左手前が現在地で奥が大山。斎尾廃寺跡は左端です。

 

展示室には茅葺屋根の民家の一部が再現されていました。

 

開館時間は9時~17時。休館日は年末年始とありますが、見学希望の際は事前に連絡をと書いてありすね。

https://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2012121900419/files/8.pdf