前回のつづきの古墳旅、嬉野温泉の泊まってからの最終日は、佐賀平野の北辺に連なる古墳を西から東へ見て回りました。
朝いちで訪ねたのが武雄市の潮見古墳、武雄温泉駅の3.5㎞南東の丘陵端。
古墳の西側の潮見神社の境内の朝です。
鳥居の前から南東方向に見渡す景色。このあとに訪ねる玉島古墳も写っていました(右から降りる丘陵の裾の田んぼの中)
潮見神社にお参りして。
社殿の裏へ回りますが登り口は無く。
社殿の右側のこのあたりがルートにも見えましたが草丈が高いのでやめました。
グーグルマップの「クチコミ」には、「道をちょっと行ったところで曲がって上って行く」とあるのですが、鳥居前の道を進むと、丘陵下の道路に降りてしまいました。
丘の裾には六角川が流れています。
もう一度、社殿まで登ったのですが、マップにある解説板さえ見つけられず、北隣のお寺では犬に吠えられて余裕を失ってあえなく撤退。
いつか再挑戦したいです。
下記はグーグルマップに添付された説明板からです。
佐賀県史跡 潮見古墳
潮見古墳は、潮見山の中腹にある直径25m、高さ5mの円墳です。主体部は南に開口する横穴式石室で、全長11mあります。玄室は奥行き3.4m、幅2.5m、高さ2.7m、敷石床で、奥壁に平行して屍床が設けられ、側壁は腰石に巨石を使い、その上に塊石を持ち送り手法で積んでいます。また屍床全面の両側を玄室の南東隅の3ヵ所に柱状の立石が配されます。
2回にわたる発掘調査で冠などの装身具や馬具・武器・工具等の豊富な副葬品が出土しています。石室の構造や副葬品から6世紀中頃に築造されたと考えられ、武雄地方の有力者の墓と推定されています。
昭和54年3月31日指定 武雄市教育委員会