墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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小白髪山古墳 大阪府羽曳野市西浦

白鳥陵古墳から白髪山古墳へ向かう途中に、小白髪山古墳へ寄りました。

白髪山古墳の長軸線上にある、全長46mの前方後円墳。

 

民家の間から後円部。


背後には分譲中の土地区画も。

 

国道170号に向けた前方部側。

 

振り返った向こう側には白髪山古墳。

 

相対的には小さくとも、前方後円形が明瞭です。

 

ぺんさんも、その美しさに言及。

 

「古市古墳群を歩く」によれば、後円部径24m・高さ4.8m、前方部幅23m・高さ4.5mで、盾形の周堀を持つ、宮内庁により白髪山古墳(清寧天皇陵)の陪塚(い号飛地)に指定されているそう。築造時期は白髪山古墳とほぼ同年代の6世紀前半とされますが、調査で出土した円筒埴輪の年代から5世紀後半に遡る可能性も残されているようです。

 

側溝とフェンスで強調される、くびれ部の輪郭線。

 

後円部に回り込むと…

 

行き止まりでした。


そこから振り返った前方部側。右奥が白髪山古墳。西方向を向いています。

 

前方部の右裾側からも覗いてみましたが、こちらもぎりぎりに民家でした。