心合寺山古墳からは東に徒歩8分、斜面を登って向山(むかいやま)古墳へ。
風情のある坂道を上りますが、そろそろ足が…
心合寺山古墳から30mほど上がった道路脇に石に刻まれた説明板。
向山古墳、向山瓦窯跡
古墳時代の前期に属し、独立丘陵を利用して設けられた西向きの前方後円墳である。
墳丘は早くから開墾されて植木畑となり、後円部は一部が採土されている。
後円部南側の池湖畔に平安時代末期の窯跡があり、いまも窯の一部が遺っている。ここで焼かれた瓦は宇治の平等院、京都の醍醐寺をはじめ近畿各地に運ばれている。
八尾市教育委員会
背後にため池があり、その先が墳丘のようでした。
池に写った墳丘。
しおんじやま古墳学習館でいただいた”散策マップ”には、向山古墳は古墳時代前期、このあたりで一番古い古墳と考えられているとのこと。
同学習館の”展示案内”パンフの「周辺の古墳とその後の心合寺山古墳」の項には、4世紀の向山古墳の築造から西ノ山古墳→花岡山古墳→心合寺山古墳(5世紀前半)と続き、その後の6世紀に入ると高安千塚古墳群へと続いていくと記載されていました。
下記の北村さまのサイトによれば、向山古墳は全長55mの前方後円墳で、後円部径約30m・高さ約7m、前方部長さ28m・高さ5mとのこと。
http://ktmrj15.webcrow.jp/p27os/pst27212yao.htm
ため池の堤上の道は、なんとか行けそうにも見えましたが、まだ目的地が多かったのでここで撤退。
堤から見た、あべのハルカス方向。
道路の南側に清水園という、いちご農園が。家族連れで賑わっていました。
斜面のハウスでいちご栽培。直売もあって1パック購入したらとても美味しい甘酸っぱさでした。
この先もルート沿いにはコンビニも無かったので、このいちごのお陰様で歩き続けることができました。