墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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永楽屋 東京都中央区日本橋蛎殻町

前回のうなぎ屋さんの後は、120mほど東の「永楽屋」を訪ねました。

日本橋小網町から日本橋蛎殻町へと移ります。

新大橋通りの北側に並行する枝道に、出桁造りの1軒が小料理屋になっていました(THE GATE)

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一本南側の枝道にモルタルファサードの三軒長屋。手前は「オノダ珈琲」で、Bar 銀杏庵は手前のビルの店の看板です。

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そのすぐ東にある境内は銀杏八幡宮・銀杏稲荷。

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境内から新大橋通りの向こう岸に「永楽屋」があります。

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通りを渡って近寄ると、店は閉まっていました。

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2階正面は少し奥まったところに3連窓と4本の柱。看板も芸術的。

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ドアの内側には布が張られて、営業をされていない雰囲気でした。

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中央区のサイトによれば、大正4年(1915)の築。今年で105歳ですね。

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モルタル塗り看板建築の典型例である。
2階窓を列柱風の装飾とするなど、看板建築の中でも凝った外観意匠となっている。
正面ショーウィンドーや石貼りの床など、店舗空間一式を良く残している。
照明器具、窓の吹きガラス、看板など、細部に至るまで良く残されている。
老舗の洋品店であり、商品取引所の顧客等に長く親しまれた店舗である。

永楽屋 中央区ホームページ