前回につづいての人形町。
大観音寺を背にしての人形町通り。
通りの向こう岸に見えていた建物を、約半年後に目の前から。
なかなか素敵な看板建築です。
お隣は、すき焼き割烹の日山さん。
暖簾の先には立派な階段と枯山水。
そこから人形町通り沿いに150mほど北西へ、金座通りを渡って進むと「うぶけや」さんがありました。
”やけぶう”と読んでしまいます。
昭和2年頃の築だそうです。
中央区のサイトに解説があります。
「芸者衆が愛した、数寄屋風内装が目を引く刃物屋」
典型的な町家の構えを良く残している。
高名な書家による木製看板、ガラス窓の陳列棚等、凝った外部意匠となっている。
土間の唐傘天井、造り付け陳列棚など、内部空間は数寄屋風の優れた意匠となっている。
芸者衆が食材を切る「懐中鋏」を扱う、花柳界であった日本橋人形町を象徴する店舗である。
そこから100mほど北にあった三光稲荷神社。人形町通り(奥)から枝道を30m入ったところ。ここは日本橋堀留町に変わります。
鳥居はぴかぴかでした。
参拝して顔をあげると招き猫が。
失せ猫祈願というのがあるのですね。
神社の隣にモダンな建物。
「梨園染」の店でした。
戸田屋商店の正面から北東へ1ブロック行くと、昭和の香が漂う店舗が。
正面から。軒庇をみると、電機メーカーの名が。
角の看板はマツダでした。REは、マークからロータリーエンジンとわかりますね。
別角度から。半年前にも撮っていました。ハリオグラスビルにも近い場所です。
戸田屋商店の前からの道の突き当たり。
半年前と風景が変わっていました(次回に)