墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

とうかん山古墳 埼玉県熊谷市箕輪

前回の雷電山古墳から真東2㎞に、とうかん山古墳がある。 

 

長軸を「北東ー南西」に向けた前方後円墳。道路に面した前方部端は南西側。

f:id:massneko:20201228225318p:plain

 

かなり色あせた説明板。

f:id:massneko:20201228225337p:plain

埼玉県指定史跡 とうかん山古墳
指定 平成元年3月17日
所在 大字箕輪字北廓
この古墳の名称は、墳頂に稲荷社(おとうか様)や十日夜碑があることから、とうかん山古墳と呼ばれています。
古墳の形は、前方後円墳であり、規模は全長74m、後円部の高さは5.5m、前方部の高さ6mです。時期については、発掘調査が実施されていないので明確ではありませんが、採集された埴輪破片から6世紀中頃と考えられております。かつて、この地域には多数の古墳が存在しており、本古墳はその中心的な古墳であったと思われます。現在では周辺の古墳は失われ幾つかが残るだけですが、その残された古墳の中でも本古墳は当時の原形をとどめていることで大変貴重なものと言えます。

平成3年3月 埼玉県教育委員会 熊谷市教育委員会

 

 実測図部分を拡大。

f:id:massneko:20201228225357p:plain

 

前方部墳頂の稲荷社(おとうか様)へ向かう階段が付けられていた。

f:id:massneko:20201228225418p:plain

 

階段を上がって振り返って。

f:id:massneko:20201228225443p:plain

 

そこから墳丘を。奥が後円部になる。

f:id:massneko:20201228225508p:plain


おとうか様に参拝。

f:id:massneko:20201228225528p:plain

 

祠の後ろから後円部を。全長74mはなかなかの大きさ。

f:id:massneko:20201228225547p:plain

 

前方部のほうが後円部より高い。

f:id:massneko:20201228225854p:plain


後円部へ移って前方部を。 

f:id:massneko:20201228225655p:plain

 

墳丘の北西側。くびれ部も周溝跡(?)もよく残る。

f:id:massneko:20201228225605p:plain

 

奥武蔵の山々をズーム。武甲山も写っているか。

f:id:massneko:20201228225624p:plain

 

後円部墳頂。

f:id:massneko:20201228225748p:plain

 

後円部の先端側。

f:id:massneko:20201228225732p:plain

 

前方部左裾の降りて、墳丘の北西側側面を。

f:id:massneko:20201228225827p:plain


後円部の周囲の道路へも回ってみました。

f:id:massneko:20201228225921p:plain

 

下から見上げる後円部。

f:id:massneko:20201228225238p:plain

 

墳丘裾には立派な忠魂碑が立っていました。

f:id:massneko:20201228225946p:plain