茶臼原台地南裾で一ツ瀬川の近い千畑古墳(標高30m程)から、700m北東の台地上(標高130m程)へ上がると、畑の中に円墳群がある上野地区。
県道313号(杉安高鍋線)のすぐ南に展開する。
畑に入らないようにアプローチ。
トラクターの跡が墳丘を避けているのがよくわかる。大事に守られている。
パノラマで。
グーグルアースでも。
直径は10~20mくらいでしょうか。
上記の南側の台地端に前方後円墳が2基並んでいたようでしたが気づきませんでした。
全長30m弱の23号墳・24号墳で、前回と同じくこちらの方のブログにレポートされています。
https://blog.goo.ne.jp/noda2601/e/f0bc43f65f4796944196dfd9c25e8d15
https://blog.goo.ne.jp/noda2601/e/0c5de1a1bd34ebd3c541c6dd1c9da16f
上野地区から1㎞南東には轟地区。
こちらの古墳群は茶畑に囲まれています。
”隠れん坊”をしているように見えました。
標柱が載っているものも。
見回すと背後にも。
轟地区をグーグルアースで。
西都市のサイトによれば、上野地区には37基(うち前方後円墳2基)、轟地区には8基があり、古墳群全体の55基が国史跡。
http://www.city.saito.lg.jp/post_276.html
つまり写真の小さな古墳たちも、国指定史跡なのでした。