前回のつづき。
ムクゲ自然公園から最寄の皆野駅までは徒歩15分ほど。お地蔵様の前を通って、のどかな田園地帯を歩く。
気になる枝道もあったが時間の都合で”撮るだけ”
駅の近くでいい匂いが漂っていた。駅前には鰻屋さんが2軒。
次回は夏に、ムクゲ&うなぎを堪能したい。
皆野駅ホームにいると、そこで待つ一人ひとりに駅員さんが「SLに乗りますか?」との確認が。そのうち遠くから汽笛が聞こえた。
なんと一日一往復のみの、秩父鉄道のSL・パレオエクスプレスに遭遇!
動輪を収めるために反対側のホームへ。
(動画30秒ほど)
皆野駅は数少ない停車駅のひとつだった。もう一度、機関車の写真を撮るために早足で先頭側へ。
汽笛のいい音が鳴って動輪が動き出す。大迫力でゾクソクした。
想定外の出会いに、とても得した気分に。
熊谷駅から三峰口駅までは片道2時間40分だそう。
http://www.chichibu-railway.co.jp/slpaleo/time.html
元のホームで待っていると、反対側に急行さくら号。
待ち合わせで、各駅停車・三峰口行きが到着。
次の「和銅黒谷」駅で下車。
ホームには巨大な和同開珎が「日本通過発祥の地」の看板とともに。
和銅遺跡
「秩父からの和銅献上」と日本史に残る銅の産出地が「和銅露天掘り跡」です。
この和銅をもとに、日本最初の通過「和同開珎」は造られました。和銅の原石(自然銅)、和同開珎、元明天皇から賜った和銅製蜈蚣(むかで)雌雄一対が、ここ黒谷の聖神社に伝えられています。
駅の東側を登ったところに採掘跡の和銅遺跡がある。
当駅はもともと黒谷(くろや)駅だったが、2008年に和同開珎1300周年を記念して「和銅黒谷」に改称された。
http://www.chichibu-railway.co.jp/topi/info/mt/2008/03/post_13.html
線路際にきれいな桜。
構内踏み切りを渡って駅舎へ。
和銅黒谷駅の外観。
国道140号に出ると、向かいの山の上にハリウッドのような「和銅」の看板が見えた。
採掘跡に興味を惹かれたが、見たい古墳がまだまだあったので次の機会とした。