前回のつづき。
地下鉄の曙橋駅まで来たが、少し時間に余裕があったので案内図の右にあった珍しい名前の神社を訪ねてみることにした。
曙橋をくぐって靖国通りを東に向かい、斜めに入る小道へ。
ゆるいカーブを描く細道。
椿の木にメジロがいた。
津の守坂を渡り直進すると社殿の背中側が見えた。
正面に回ると立派な鳥居があった。
住宅に囲まれた境内は児童遊園にもなっていた。
幟旗で賑う参道。
御由緒があった。
桝箕稲荷神社の由来
(前略)
当社は昔 真須美稲荷と言われ明るく澄み渡り暗きを照らすと言い伝えられ五穀を司る神社であり江戸時代当社の周囲は御手先組の屋敷が有り幕府よりこの場所が御賜米の配分などが行われ いつの頃か桝箕の文字を用いるようになったと伝えられ
(後略)
祭事 正五九祭 正月 五月 九月 各第二日曜日に執り行われています。
正月の祭りには一日早かった。次は5月14日。
さらに東に向かって案内図にあった坂へ。
振り返ると防衛省。
販売機だけになったお菓子屋さん。
ゆるやかに長く上る坂道。
「坂町坂」の標柱があった。
坂名は「坂町」という町名にちなんで、呼ばれていたようである。「御府内備考」では、坂の名称はつけられていないものの、百メートルを越す長さがあることが記されている。
坂上側から。
坂上で左折して四ッ谷駅へ向かおうとすると左手に細道が。
なかなか奥が深い。
右に折れて続いている。
振り返ったところ。
先へ進むと左に折れる。
擁壁に沿って更に続く。
最後は舗装していない道に。並行してもう一本、同様の道があったが住人の方に公道でないと注意される。大変失礼しました。
その先に不思議な形をしたお宅があった。
こちらの階段を上がり駅へと向かった。