墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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永平寺別院長谷寺 麻布大観音 東京都港区西麻布

岡本太郎記念館へ行った折、周囲を歩いていたら根津美術館の南東側にあたる場所に大きなお寺があった。

山門には大本山永平寺別院 長谷寺(ちょうこくじ)専門僧堂の文字が。

 

 広い境内に大きな建物が並ぶ。

 

山門から突き当たりには法堂(はっとう) 

総檜造りの建物で、堂内の須弥壇には釈迦牟尼佛・文殊菩薩・普賢菩薩が安置されているとのこと。

 

 

その左手には僧堂。

以下は公式サイトより。

雲水(うんすい)が坐禅をする場です。文殊菩薩(聖僧)を囲むように、一人一畳ずつ与えられています。禅刹に於いて最も重要で厳粛な修行の場です。

公式サイトでは修行徒弟(安居者)を募集していた。

soudou - 曹洞宗大本山永平寺別院 長谷寺

 

山門を入ってすぐ右手には天守のような建物があった。

 

中に入ると巨大な観音像があった。

その大きさに圧倒されながら参拝。

 

お寺による説明板もあった。

麻布大観音
当大本山永平寺別院長谷寺(ちょうこくじ)の十一面観世音菩薩は昔から大和長谷寺・鎌倉長谷寺と同木同体の日本三大長谷観音と称せられ、江戸時代の初めから東都一般民衆の信仰を集めておりましたが、惜しくも昭和20年の戦災で伽藍共々焼失いたしました。
昭和52年当時の監院職にあられた大本山永平寺七十七世丹羽廉芳猊下が格別のお努めをもって有縁の方々の合力を得、前後十年の歳月を閲して現在の麻布大観音及び大観音堂が再建されました。
(中略)
・樟の一木彫 高さ三丈三尺(約10m)
・日本芸術院会員 大内青圃氏謹作

 

長谷寺 (東京都港区) - Wikipediaには「滋賀県長浜市石道寺の千手十一面観音を参考に、福岡県大川市の樹齢600年以上の楠を用いられた。顔は香淳皇后がモデルといわれる」とあった。

この大きさで一木造りとは。日本三大長谷観音と呼ばれていた戦災前の観音像の姿も知りたくなったが、少し検索しただけではわからなかった。