墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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岡本太郎記念館 東京都港区南青山

発掘された日本列島展にてまるで岡本太郎が手がけたような縄文土器を見たので、 今度は岡本太郎記念館へ縄文土器とのコラボ展示を見に行った。

 

場所は南青山の旧アトリエ(兼住居)で、岡本太郎は1996年に84歳で亡くなるまで40年以上ここで暮らし、制作活動を行った。

ようこそ岡本太郎記念館へ!

 

建物の設計は坂倉準三。

 

庭は外からだとジャングルのよう。

 

門を入ると庭とカフェがあり、建物に入ると1階が居間とアトリエになっている(廊下から見学)

入館料は620円(サイトに100円割引券あり) 火曜日が休館。

 

作品が沢山置かれていてマネキンもあるが、くつろげる雰囲気の居間。

 

アトリエには今も緊張感が漂っていた。 

 

2階には書架も見えた。

 

入口側に戻り、階段を上がると企画展示もできる空間があった。

※現在は次の企画展「岡本太郎と沖縄」が開催中(~10/30)

 

岡本太郎の制作の源となった縄文パワー。

 

一方で弥生土器は岡本太郎からは不当に低く位置づけられているようにも感じる。

 

渡り廊下の先にも展示室。

 

等身大(?)の太陽の塔。

 

こちらの部屋では作品とともに映像展示があった。 

 

同じ部屋のケースには、國學院大學が所蔵する縄文土器が展示されていた。

 

用のものに付け足された飾りが、飾りが主のものになっている。

 

1階に展示されていた太陽の塔の青写真。 

 

庭は作品で賑やかだった。

 

あとから写真で見て、左の鐘を打てる木槌があることに気がついた。

 

こちらはバナナ(?)の葉と妙にマッチしていた。

 

シンプルな人型だが今にも動き出しそう。

浦安市の運動公園にも大きな作品がある。 

 

楽しそうな庭の様子を遠目に眺める太陽の塔は少し寂しそうに感じた。千と千尋のカオナシを思い起こした。

 

川崎市の「美術館」の方は一年半ほど前に訪れた。

岡本太郎が川崎市に寄贈した千数百点の作品が母体になっている。