墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

常設展の埴輪より @東京国立博物館

前回のつづき。

半跏思惟像と伊東マンショ肖像画を見た際に、常設展の考古室にも立ち寄りました。

 

こちらは「埴輪 子を背負う女子」
栃木県真岡市 鶏塚古墳出土 古墳時代 6世紀

正面から見ると”普通の女子”

 

横から見ると子どもが!

笑っているようにも見えました。

被葬者の奥さんとお子さんでしょうかね。 

 

ちなみに、茨城県ひたちなか市埋蔵文化財センターでは、乳飲み子を抱く埴輪が見られます。

虎塚古墳公開、十五郎穴古墳 - 墳丘からの眺め

 

こちらは教科書にも出てくる猿。 

重要文化財 埴輪 猿 伝茨城県行方市沖洲 大日塚古墳出土 古墳時代・6世紀

なんとこちらも、小猿を背負う母猿とのことでした。

以下は解説板より。

猿を表した埴輪は、非常に珍しい存在です。背中のY字型の剥離痕から、本々は小猿を背負っていたとみられますので、親猿は小猿の様子をうかがうために顔をやや横に向けていると考えられます。顔面などには赤色顔料が残り、生き生きとした母猿の表情を捉えた傑作です。

 

 

実はこの日、平成館で古代ギリシア展も見ました。

見たというより”回った”と言うほうが正しいかも知れません。閉館に近い時間でした。

 

ポスター中央の「漁夫のフレスコ画」はテラ(サントリーニ)島で出土した紀元前17世紀に描かれたフレスコ画。大漁を喜ぶ漁夫ですが面白い髪型(2ヶ所剃り残し)でした。

ポスターにはないですが、大理石のクーロス像は素晴らしかったです。背中から若さが滲み出ていました。

 

その他、数々の彫像、壺や装身具・金貨、古代オリンピック関連展示など300点を超えるボリュームの展示です。

 

作品は公式サイト特別展 古代ギリシャ ー時空を超えた旅ーにて美しい写真とともに解説されていますが、ブログではかるびさんが詳しく紹介されています。 年表や地図、リュトンのトリセツ図まで自作されていてわかりやすいです!

 

スペドス型女性像はどこかで見たなと思ったら、梅原隆三郎氏が所蔵していたものを近代美術館で見てました。