墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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粕川歴史民俗資料館 群馬県前橋市粕川町膳

新里郷土資料館からは西に1.5㎞、前橋市に戻って粕川歴史民俗資料館へ。

 

お城のような外観。

 

展示室で迎えてくれたのは2体の馬形埴輪。

 

後ほど登場する「ぐんまちゃん埴輪」と同様に、両目が顔の正面についてます。

 

その解説。元は個人コレクションだったもので出土地不明ですが、城南地区や伊勢崎市周辺の出土と推測されるそうです。

 

横から。飾りの表現も含めてきれいに残っていますね。

 

中央アイランドには月田古墳群からの形象埴輪。

 

凛々しい武人の腰には刀が二差し。


屋根に、逆U字や渦巻の模様のある家形埴輪。

 

左下がその屋根(薄いですね)の頂上部。鰹木が載っています。

 

靫の表面のくるりんは何の表現でしょうかね。

 

近戸神社に伝わる「三鈴杏葉」も見ることができます。

 


土器類も充実。こちらは古墳時代。

 

弥生時代。


縄文時代も。

 

翼を広げたような形の深鉢形土器。見て楽しむためにつくられたような感が。

 

このときは白藤古墳群の企画展が開催中でした。

 

整然と並んでいた円墳の跡。

 

書き起こしは省略させていただきます。

 

土器、土器、土器。

 

Y-5号墳からの円筒埴輪。

 

V-2号墳からの円筒埴輪。素朴な感じです。

 

V-4 号墳からの埴輪群中に、「ぐんまちゃん埴輪」がいました。

 

群馬県のマスコットキャラクターのぐんまちゃんに似ていることから、その名がついたそうです。可愛い♡

 

鼻の孔が下にありますが正面向きの両目の間にも鼻梁があるという、人間的な顔。

 

横から。鞍には鐙がついてます。

 

Q-1号墳からの朝顔形円筒埴輪。

 

こちらは、P-1号墳からの埴輪群。

 

大きな”みずら”ですね。

 

こちらの馬はなかなかリアル。

 

飾りもかなり凝っています。

 

鞍の表面は布的なものでしょうか。鈴も沢山。彩色もあります。

 

白藤古墳群の馬形埴輪は、2019年のはにわ展でも見ていましたが、そのときはガラスケースの中でした。

 

F-1・2号墳の出土品。

 

F-2 号墳の馬形埴輪の頭部。

 

こちらはK-1号墳の「うるし玉」

 

ガラス玉付き銅製中空勾玉の展示もありました。

 

展示を検索すると、朝日新聞の記事が見られました。

https://www.asahi.com/articles/ASPCQ6VFBPC2UHNB004.html

 

民俗資料も豊富。

 

2024年9月から10月25日(予定)まで企画展準備のため閉館中とのこと。その企画展がどのようなものか気になりますが、本日(9/19)時点ではサイトに上がっていません。

粕川歴史民俗資料館 臨時閉館のお知らせ | 前橋フィールドミュージアム

 

2021年12月上旬訪問。