墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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吉野千本桜・後編 奈良県吉野郡吉野町吉野山

前回のつづき。

花矢倉からの眺めを見た後は、すぐ上の吉野水分(みくまり)神社へ参拝。

難読で覚えにくいですが、水を分ける→水くばり→みくまり、とのこと。

 

階段の上の社殿は中庭を囲むコの字のプラン。鳥居に向かって左(北東)側は石垣の上に木造の壁が。


奥の拝殿前には見事なしだれ桜。

 

本殿は楼門を入って右手側ですが、正面奥に拝殿(幣殿)があります。

 

左右にある神輿は1604年に豊臣秀頼が寄進(再建)したもの。神社建物群もそうで、桃山様式建築の三殿一棟の本殿・幣殿・拝殿・楼門・回廊は国重文指定。

 

楼門側を振り返って。

 

楼門側からズームで。

 

境内から出て、金峯山寺に向かって下ります。参道の右手にときどき眺めのよいポイントがありました。

 

 

 

参道の様子。ロープウェイを利用する場合はこの参道を登ってくることになります。

 

こちらに地図と所要時間が。トイレが限られているのでご注意を。

https://yoshino-kankou.jp/upload/yoshinoyamamitearuki.pdf#page=1

 

こちらが金峯山寺(きんぷせんじ)の本堂。高さ34mで、木造寺社としては東大寺に次ぐ大きさとのこと。現在の建物は天正20年(1592)の再建。国宝。

 

ご本尊の金剛蔵王大権現の御開帳の時期でした(2024年5月6日まで)

令和6年春の秘仏ご本尊特別御開帳 | お知らせ | 金峯山修験本宗 総本山 金峯山寺

 

その後は近鉄吉野駅まで、桜を眺めながら下りました。

2024年4月10日訪問

今回は下記のガイド・三浦豊さんに桜をはじめとする森の植物のことや吉野の歴史に関することをわかりやすく解説していただけて、いろいろと学びながら楽しく歩くことができました。

ありがとうございました。

三浦豊 | 京都のミニツアー「まいまい京都」