墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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吉岡巨石塚 福岡県築上郡上毛町吉岡

前回の山田古墳からは台地を降りて北東に2.7㎞ほど、佐井川と山国川(の支流の黒川)の間の微高地上にある吉岡巨石塚へ向かいました。

 

県道103号沿いに、石室が露出していました。

 

道路の先(東)は下っています。

 

県道を挟んで専用駐車場完備。

 

石室は金網に囲まれていました。

 

金網内側の説明板を。草を除けて何枚か撮って。

古墳時代後期に築造された古墳です。後の時代に行われた宅地造成などにより墳丘の盛土が取り除かれ、花崗岩を組み合わせて造られた横穴式石室が露出しています。現存する石室の全長は約4.5m、入口は南東を向き開口する横穴式石室です。
発掘調査を行っていないため築造当時の墳丘の大きさは不明ですが、石室の大きさから推定すると直径30~40mほどの大きさがあったと考えられます。なお、町歴史民俗博物館には本古墳から出土したと伝えられる新羅系陶質土器の高坏が展示されています。
上毛町教育委員会

 

さあ石室を。

 

左手前は石灯篭があります。

開口部正面側から。

 

離れていても、迫力が伝わってきます。

 

最大ズームで。奥壁の前は棺台でしょうか。

 

南東側から。

 

 

 

 

グーグルアースで見ると、まだ家屋に囲まれた状態でした。邸宅の庭だったので、石灯篭があったのですね。

2023年9月上旬訪問