墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

須佐ホルンフェルス遠望(山口県萩市須佐)、JR木与駅(山口県阿武郡阿武町木与)

前回の白上古墳見学後は、山口県の西半分を一巡り。

今回はJALのマイレージを使ったので宇部空港を利用したのでした(石見空港はANAのみ)

 

往路は津和野経由で山あいを通りましたが、復路は海沿いを長門市まで行って下関回りで。

山口県に入ってすぐで「須佐ホルンフェルス」という案内表示が気になって寄り道しました。

 

枝道に入って5分ほど車で進むと、ドライブイン跡のような駐車場がありました。

ドアを開けると強風(雨風)で飛ばされそうに。

 

上記右端をズーム。この岩がホルンフェルス(熱変成岩)の畳岩でした。

 

その説明板。

北長門海岸国定公園/畳岩・海苔石園地
・しま模様に刻まれた日本海の記憶
日本海は約2,500万年~1,500万年前にユーラシア大陸の東端が裂けてできました。当時の海底には砂や泥が堆積し、マグマがそれを貫いて海底火山が活動していました。目の前に広がる地層がその激動の歴史を伝えてくれています。
・畳岩
白黒のしま模様が特徴的な崖は、約1,500万年前の海底に泥と砂が交互に堆積してできた地層。後に地層を貫いたマグマの熱により、ホルンフェルス(熱変成岩)化している。
※ホルンフェルスとはマグマ等に接触することで熱によって性質が変化した岩石のことを呼ぶ学術用語。
(後略)

 

園路もありましたが、そもそも「滑りやすいので滑落注意」とあったので、即座に車に戻りました。

風雨にあった為か、ホルンフェルスの遠望を撮った時点でカメラのシャッターがおりなくなって「終了」

ここからの写真はすべてスマホになります。

 

その後は日本海の荒波を右手に見ながらひたすら西へ。

途中で可愛らしい駅があったのでまた寄り道を。山陰本線の木与(きよ)駅でした。

 

国道脇に駅舎。

 

顔のような雰囲気があります。

 

対岸のホームも使われているようですが

 

渡るすべが見当たらなく。(先端から階段を降りて線路の下をくぐるようです)

 

時刻表。益田までは6駅ですが50分くらい。

午前9時4分を逃すと午後2時1分まで、5時間待ちとなります。

Wikipediaをみると、一日の平均乗車人数はここ数年1人ですね。

 

駅舎の前の国道、その先はすぐ海。

 

野島(左)と小田島(右)

雨のカーテンが見えました。

 

一応動画でも。波の音が大きいです。

www.youtube.com

 

あらためて地図を見ると、山口県の北西端から島根県の出雲市まで、このような海岸線が200㎞近く続いているのですね。

運転していてそのスケールを実感しました。

 

その先の、萩での信号待ちで。晴れてきました。