弘前には明治時代の壮麗な建築も、いくつか残っていました。
弘前公園外濠沿いの交差点から見えた洋館!
青森銀行記念館。
正面に公園からファサードを鑑賞できます。
玄関前から。
木造が感じられるところが「明治」だと思います。
引いた位置から。素晴らしい装飾。
解説板その1。
旧第五十九銀行本店本館(国指定重要文化財)
株式会社第五十九銀行の本店として明治37年に完成したもので、設計及び施工は、当時名匠といわれた弘前の棟梁堀江佐吉です。
土蔵と同じように壁を漆喰で塗籠め、窓にも漆喰壁の引き戸を入れた防火構造です。
地方小都市に残る明治建築の中では、意匠的に優れ、材料・施工もよく、和洋折衷技法の優れた明治建築です。
その2。
重要文化財 昭和47年5月15日 文部省指定
青森銀行記念館
この建物は、当行の母体となった旧第五十九銀行(明治12年1月、第五十九国立銀行として創立)本店として明治37年(1904)に建築されたものである。
昭和18年(1943)10月第五十九銀行ほか数行合併して青森銀行が創立された後は弘前支店に転用してきたが昭和40年(1965)5月に支店新築にあたり、この地に移転し第五十九銀行時代の貴重なる記念物として又当地方における明治期の文化財として永く保存することにしたものである。
設計施工は、当時名匠といわれた当市の棟梁堀江佐吉氏の手によるもので構造は木造(欅材を多く用う)ルネッサンス様式の洋風建築としてこの地方に極めて貴重なものとされる。
昭和47年10月1日 青森銀行
県観光情報サイトには、設計者の堀江佐吉は太宰治の生家、斜陽館も手掛けていると書かれていました。
旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)|青森県観光情報サイト アプティネット
普段は火曜日と年末年始以外は室内を有料(200円)で観覧できるようです。
しかし、2020年12月からのリニューアル故事に伴う臨時休館が、そのまま継続しているようでした。
旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)の臨時休館について - 弘前市
建物の西側面。
西側面の真向いから。
南西側から。
屋根頂部をズームで。
南側から。
南東側から。
夜桜ついでに寄りました。