墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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原爆の図丸木美術館 埼玉県東松山市下唐子

冑塚古墳の北側の小径に、丸木美術館へ800mとの表示板があったので立ち寄った。

 

畑や民家、乗馬クラブや資材置き場が展開するエリアの川沿いに、大きな建物がある。

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公共交通機関利用の場合は、東武東上線の「つきのわ駅」から徒歩30分。東松山駅から一日6便のバス(日祝除く)を利用するとバス停から徒歩15分。

1980年代半ばに、一度訪ねたことがあったはずで、かなり遠出した記憶が残っていた。

 

入館料は一般900円。複数の展示室のある、規模の大きな美術館だった。

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4曲1双の屏風絵・原爆の図(1950年の作)を目の当たりにして背筋が粟立った。

 

地獄を描いた絵はこれまで結構目にしてきたと思いますが、これほど真に迫るものは他にないのではないでしょうか。

 

このときは企画展「内田あぐり VOICES いくつもの聲」も開催されていました(2021年1月24日まで)

 

敷地には美術館建物以外にも、お堂や石碑、アトリエや旧住居などが残っています。

 

都幾川(ときがわ)を眺めるベンチも。

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隣には野木庵。1970年に栃木県野木町から移築した古民家で、かつて丸木夫妻が来客たちと飲食を共にする場となっていたそう。

大きなガラス戸を通して、室内は明るい日差しで満たされていました。

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西側の上流方向。

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川向うの南側は、武蔵松山カントリークラブ、嵐山カントリークラブ、清澄ゴルフクラブ、鳩山カントリークラブ、石坂ゴルフクラブ、高坂カントリークラブなど、ゴルフ場の密度がとても高い。