墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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西都原古墳群(その9)第2古墳群中編(90・91・92号墳) 宮崎県西都市大字三宅

前回の急階段(石貫階段と言うそうです)の上から北側に目を向けたところに、全長96mの90号墳(大山祇塚:おおやまづみづか)がある。

手前が前方部右裾。 

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前方部先端裾に、地鎮祭で見られるような縄囲いがあった。

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11月29日の秋の例大祭では神社と共に、ここでも神事が行われるようだ。

https://www.saito-kanko.jp/sightseeing/oyamazumizuka

 

前方部から後円部を。全長96mは大きい!

女狭穂塚(176m)、男狭穂塚(154m)に次ぐ規模。

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鞍部から見上げる後円部。

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後円部上の様子。その先の91号墳の後円部が見えている。

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後円部から前方部を振り返る。

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前方部の左裾側から。このあたりは記紀の道と呼ばれる散歩ルートになっている。

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西側から90号墳をパノラマで。

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そこにあった説明板。大山祇(おおやまづみ)は木花開邪姫の父の名だった。

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未調査 90号墳(大山祇塚)4世紀
90号墳は全長が96m、後円部径51m、同高さ7.1m、前方部幅31m、同高さ3.8mの柄鏡式前方後円墳で、男狭穂塚・女狭穂塚に次いで大きな古墳ですが調査されていません。女狭穂塚が木花開邪姫の墓、90号墳は木花開邪姫の父である大山祇命の墓と伝えられえています。

 

 90号墳のすぐ北にある91号墳は、全長63mの前方後円墳。

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前方部に上がらせていただいて後円部方向を。

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公式サイトによれば、91号墳の築造時期は第2古墳群では81号墳に次いで古い。

http://mppf.or.jp/saito/bnurial_mounds/

 

前方部から振り返った南側に90号墳の後円部。

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91号墳の後円部に上がって、南側の前方部を。

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91号墳後円部の先端(北)側。目の前の木々の背後には、91号墳の次に築かれた92号墳が後円部を南西側に向けて横たわっている。

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91号墳を後円部横からパノラマで。

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 こちらが92号墳。右後ろへ前方部。

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後円部に上がらせていただいて前方部を。全長は53m。

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振り返っての南西方向。

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前方部へ移って後円部を。

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振り返った北東方向。樹林の先は崖。

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