前回の高岡の森の隅には周辺古墳への道案内が立つ。座光寺地区は案内表示や現地解説が充実していた。
民家の垣根にも。石行2号古墳を目指して角を曲がる。
「長野県立飯田工業高等学校」と記された門で右折。高校は2013年3月で閉校(飯田長姫高等学校へ統合)されていた。
フェンスに沿って進むと「石行2号古墳」のサインの先に土盛りが。
墳丘前に説明板も。
石行(いしぎょう)2号古墳
古墳の種類:円墳
石室の種類:石室はなかった
備考:墳丘上に次の石碑がある。・□(昭の下に火)玉霊神 ・皇鏡霊神 ・皇光霊神
主な出土物:鏡・直刀・鉄鏃・土師器・須恵器
歴史に学び地域をたずねる会 平成23年3月10日
墳頂の様子。
中腹から南方向。
南側の畦道から。墳裾は石垣で保護されていた。
県道251号に出て次の古墳へ向かう。
道路に面して「新井原12号古墳」の説明板が。
さきほど民家の垣根で見た「新井原2号墳」のサインは、方向的にここを指しているようだ。
新井原12号古墳(大塚)(6世紀前半)
古墳の種類:竪穴式石室(墳丘上部)
備考:両側は軌道と道路整備時に削られた
主な出土物:直刀・短甲・周囲から円筒埴輪が多出
歴史に学び地域をたずねる会 平成23年3月10日
飯田線と県道で削られて、残っているのはほんの一部。
細長く残った墳丘に上がらせていただくと、すぐ裏が飯田線。
南西方向、旧前方部側。
後円部があった場所、中央が竪穴式石室があったあたりでは。左上は国道153号の橋脚。
橋をくぐって踏切から見た新井原12号古墳の残丘。
橋脚の反対側(東側)にもう1基。
その、新井原11号墳に接近して。
ぺんさんの古墳探訪記にある説明板は見つけられなかった。そちらによれば元は径15mの円墳で、横穴式石室を有していたようだ。
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墳丘そばからの南側の眺め。