墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

石行2号古墳~新井原12号古墳(大塚)~新井原11号古墳  長野県飯田市座光寺 古墳と桜の飯田紀行(21)

前回の高岡の森の隅には周辺古墳への道案内が立つ。座光寺地区は案内表示や現地解説が充実していた。

 

民家の垣根にも。石行2号古墳を目指して角を曲がる。

 

「長野県立飯田工業高等学校」と記された門で右折。高校は2013年3月で閉校(飯田長姫高等学校へ統合)されていた。

 

フェンスに沿って進むと「石行2号古墳」のサインの先に土盛りが。

 

墳丘前に説明板も。

石行(いしぎょう)2号古墳
古墳の種類:円墳
石室の種類:石室はなかった
備考:墳丘上に次の石碑がある。・□(昭の下に火)玉霊神 ・皇鏡霊神 ・皇光霊神
主な出土物:鏡・直刀・鉄鏃・土師器・須恵器
歴史に学び地域をたずねる会 平成23年3月10日

 

墳頂の様子。

 

中腹から南方向。

 

南側の畦道から。墳裾は石垣で保護されていた。

 

県道251号に出て次の古墳へ向かう。 

 

道路に面して「新井原12号古墳」の説明板が。

さきほど民家の垣根で見た「新井原2号墳」のサインは、方向的にここを指しているようだ。

新井原12号古墳(大塚)(6世紀前半)
古墳の種類:竪穴式石室(墳丘上部)
備考:両側は軌道と道路整備時に削られた
主な出土物:直刀・短甲・周囲から円筒埴輪が多出
歴史に学び地域をたずねる会 平成23年3月10日

 

飯田線と県道で削られて、残っているのはほんの一部。

 

細長く残った墳丘に上がらせていただくと、すぐ裏が飯田線。

南西方向、旧前方部側。

 

後円部があった場所、中央が竪穴式石室があったあたりでは。左上は国道153号の橋脚。

 

橋をくぐって踏切から見た新井原12号古墳の残丘。

 

橋脚の反対側(東側)にもう1基。

 

その、新井原11号墳に接近して。

 

ぺんさんの古墳探訪記にある説明板は見つけられなかった。そちらによれば元は径15mの円墳で、横穴式石室を有していたようだ。

http://pennihonshi.blog.fc2.com/blog-entry-902.html

 

墳丘そばからの南側の眺め。