墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

小湊鉄道 飯給駅 白山神社 千葉県市原市飯給(いたぶ)

前回のつづき。

旧里見小学校からの帰り道、近くにある飯給駅に立ち寄った。 左の黒塀の向こうが…

 

世界一広いトイレ、「Toilet in Nature」by 藤本壮介。

フェンスで囲まれた200㎡の敷地中央に透明電話ボックスのような"施設”がある。女子トイレなので入口から。

 

対照的な駅舎(待合室)

 

3年前も同じように記していた。

いちはらアート×ミックス③ 千葉県市原市 旧白鳥小学校 - 墳丘からの眺め

 

内部は華やか。

小湊鉄道の駅舎や橋梁、隧道などは昨年、国登録有形文化財の指定を受けたが、飯給駅は(簡素すぎて?)登録されていない。

有形文化財(建造物)の登録の答申について/千葉県

 

養老渓谷駅の方向。

 

深い切り通しのカーブがいい雰囲気。

 

ホームから田んぼの対岸に鳥居が見えたので行ってみた。白山神社の扁額。

 

密生した杉林の先に社殿。石段の上から。

 

飯給駅 - Wikipediaには、地名に関する伝承が紹介されている。

この付近には壬申の乱に敗れてこの地に落ち延びたとされる弘文天皇(大友皇子)にまつわる伝説がある。飯給駅前の白山神社は弘文天皇を祭神としている。「飯給」という地名も、この地の人々が天皇一行に食事を捧げたことから、弘文天皇の3人の皇子が「飯給」の名を与えたとされる。

 

伝説にはさまざまあるようだが、大友皇子が没した地は東国で、その御陵が白山神社古墳(飯給駅から真西に8km)であり、御魂は白山神社に奉祀したとの言い伝えもあるそうだ。房総の古墳を歩く/君津市久留里の古墳

 

たまたま「キトラ・ボックス」 池澤夏樹著や、「蘇我の娘の古事記(ふることぶみ)」周防柳著を読んだばかりだったので、歴史を身近に感じた。

 

最初の鳥居越しに飯給駅を望む。

 

時刻表で数分後の列車があることを知り、待って動画を撮った(70秒ほど)

音がいいです。 


小湊鉄道 飯給(いたぶ)駅

 目の前の2本は桜の木。you tubeでは関連動画が次々現れ、著名スポットであると知った。 

いちはらアート×ミックス2017 旧里見小学校 IAAES 千葉県市原市徳氏

前回のつづき。 

市原湖畔美術館でカールステン・ニコライの展示を見た後、開催中の”いちはらアート×ミックス”の会場のひとつ、旧里見小学校(IAAES)へ向かった。

今回はパスポート券ではなく、個別鑑賞券で一般800円。

 

3年前に訪れた時には凍っていた校長室。

massneko.hatenablog.com

 

こちらは「土のレストラン」by 世界土教会。

ワイングラスで全国各地の土の匂いを嗅ぐ。 

 

「吉田事物屋」 by 吉田和司 元の用途では使えないモノが展示されている。

 

「美術室」 by 豊福亮 

 

ここは3年前とほぼ同じで懐かしかった。

 

「養老山水図」 by 角文平

 

並べた机を彫って市原の地形を浮かび上がらせている。

 

前回からかなり進捗。

 

レオニート・チシコフの作品には、「種田山頭火の月」などが加わる。

 

ほかにも小沢敦、渡辺泰子、磯崎道佳、仲田絵美、佐藤史治+原口寛子などの作品が展示されていた。

 

階段の踊り場の鏡。

 

体育館では壁一杯に市原市内各地の小学生の絵の展示。

 

校舎は廃校になっても、活気が感じられる場になっていた。

 

イベントに使われる”おにぎり玉”

5月14日の最終日にも”おにぎりのための運動会”が開催される。

5月8日(月)~14日(日)のイベント・ワークショップ情報! | ニュース | いちはらアート×ミックス

 

里山カレーや里山オムライスのメニューがある、教室を利用した”里山食堂”もあった。