墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

胡麻手台16号墳 武社国(千葉県山武市)の古墳④

 前回の続き。土曜日に最後に訪ねた古墳

武社国(現・山武市)では、古墳時代も後期になってから、6世紀後半~7世紀前半に約800もの古墳が造られたそうだ。「南北に細長い台地に連続的にかつ集中して築造され・・中略・・他の国造地域と比べると後期古墳の爆発的とも言える増加は、武社の国の特異性をうかがわせるものである」とのこと。

http://www.haniwakan.com/kenkyu/boso/musa.html

 

山武市のあたり、大きな川ではないが、3つの川が台地を削っていて、それぞれの流域に古墳群がある。

山室姫塚古墳・朝日ノ岡古墳(蕪木古墳群)は東の木戸川沿い

駄ノ塚古墳・不動塚古墳は西の成東川沿い

次の胡麻手台古墳群は、その中間の境川流域沿い

距離は近い(成東川と境川は成東駅のすぐ南東で合流する)ので、隣合うように複数の集団が同時に移ってきたのかも。

 

木戸川沿いを成東駅まで戻り、境川上流胡麻手台16号墳を目指す。台地を越える道がないので、大きくV字に迂回する。

圏央道をくぐってすぐ、右斜めに分岐があり、途中で左に折れると、下の場所に出る。左の踏み分け道をちょっと無理して登ると、古墳があった。

f:id:massneko:20140125161532j:plain

 

・胡麻手台16号墳 前方後円墳 全長79m 6世紀末~7世紀初頭

後円部下から前方部にかけての側面。墳丘下は広くなっている。木の密度が比較的まばらで下草も刈られているので墳丘がよくわかる。

f:id:massneko:20140125161138j:plain

後円部墳丘右からくびれ部。眺望は、ほとんどない。

f:id:massneko:20140125161213j:plain

後円部から前方部。細い鳥居がある。

f:id:massneko:20140125161228j:plain

くびれ部。

f:id:massneko:20140125161254j:plain

 前方部から後円部。80m近いと迫力がある。

f:id:massneko:20140125161325j:plain

 

本にはカブト塚、経僧塚古墳が近くにあるが、「一人歩きは避けた方がよい」ともあるので、この日の探訪はこれで終了。

http://www.haniwakan.com/kenkyu/boso/sanbu.html