新大塚駅のすぐ南には、豊島区立鈴木信太郎記念館があります。
国道254号(春日通り)の南斜面に築かれた敷地。
階段を上がると日本家屋。
正面の玄関。
右手には大きな書庫。
庭もあります。
入館無料。
建物の説明パネル。
ごあいさつ
豊島区立鈴木信太郎記念館は、20世紀前半のフランス文学研究黎明期に、フランス語学・文学の研究体制を確立し、研究者および教育者として活躍した鈴木信太郎(1895~1970)の旧宅を改修・整備したものです。
明治28年(1895)、東京の神田佐久間町(現千代田区)で生まれ、大正7年(1918)に当地へ家族とともに移り住んだ鈴木信太郎は、マラルメを中心としる19世紀フランス象徴派の詩人や、ヴィヨンを中心とする中世文学を研究し、フランス文学者として多大な功績を遺しました。その一方で、辰野隆らとともに当時停滞気味だった東京大学仏文科を活性化し、渡辺一夫、小林秀雄をはじめとする研究者を育てました。また、フランス文学関係の稀覯本蒐集家としても知られ、現在それらの多くは獨協大学図書館に鈴木信太郎文庫として収められています。
(後略)
中に入ると本人が新聞を読んでいました(等身大写真パネル)
こちらはお座敷。
母の実家の明治期の建物を、戦後すぐに移築したもの。
室内から見る庭がとても良かったです。
”ほっ”とできる室内でした。
こちらは書庫の中。
ステンドグラスも。
玄関前の敷石。