墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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妙見山古墳群(後編) 愛媛県今治市大西町宮脇

前回のつづきの妙見山(みょうけんさん)古墳群。

竪穴式石槨展示施設を見てから階段を登って丘の頂の1号墳へ。

 

墳頂の壺形埴輪が見えました。


後円部の墳裾は葺石で保護されています。平成になって復元整備された前方後円墳。

 

板敷の見学路を進みます。

 

見学路の下は切れ落ちた急斜面。


裾から見上げる後円部。

 

鞍部に階段がついています。左が後円部、右が前方部。

 

前方部に上がって後円部を。

妙見山1号墳は全長55.2mの前方後円墳。標高80mの尾根上にあり、築造年代はwikipediaによれば4世紀初頭(3世紀後半と紹介されているサイトもあります)

 

前方部にあった竪穴式石槨を陶板パネルで展示。

 

後円部登り口の左に、後円部側の竪穴式石槨の展示施設への入り口が。

 

この時点で、ちょうど16時。土曜日の開館日だったのですが、ちょっと遅かった…

 

1号竪穴式石槨の大きさをこの目で見たかったですが、再訪せよとのことでしょう。

 

こちらのサイトで、発掘調査時の写真が見られます。

妙見山古墳 文化遺産オンライン

 

墳丘からの素敵な眺めは堪能できました。

後円部先端方向。

 

長軸は東西方向、後円部をほぼ西に向けています。

長軸に対して左右対称ではなく、海側(上の北側)が見栄え良く造られています。

 

北西方向。奥は広島県呉市の島々だと思われます。

 

埴輪列も入れて。


造船所のあたりをズームして。

 

丘の麓の藤山健康文化公園を。


振り返っての前方部方向。左奥には2号墳。

 

2号墳の前へ移って、前方部右裾からの1号墳。

 

その墳裾に木棺または箱式石棺墓があったとの表示。

 

見上げる前方部。

 

2号墳のさらに東側に3号墳の表示。

 

3号墳の墳頂の様子。



そこから振り返っての2号墳(右)と1号墳(左奥)