墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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マーク・マンダースの不在展・Tokyo Contemporary Art Award 2019 受賞記念展の風間ミチコ作品 @東京都現代美術館・木場

6月に東京都現代美術館で見た、現在終了している展覧会です。

 

・「マーク・マンダース マーク・マンダースの不在」展

マーク・マンダースはオランダで1968年に生まれ、現在ベルギーを拠点に活動している作家だそうです。

マーク・マンダース —マーク・マンダースの不在 | 展覧会 | 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

 

何かの紹介記事で目にした、この作品「4つの黄色い縦のコンポジション」(2017–2019)に惹かれて出かけました。

こちらは後ろから。

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前から。人との対比で大きさがわかると思います。

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素材の大半は粘土かと思いましたが、いただいた資料には「彩色されたブロンズ、木、鉄」とのみ。粘土に見せかけたブロンズだったのでしょうか…

こちらは「乾いた土の頭部」2015-2016
英語名は「Dry Clay Head」ですが、やはり素材は「彩色されたブロンズ」と。

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タッチ不可ですが、できることなら触ってみたかったです。 

 

公式サイトには作家のインタビューもありました。(12分)

www.youtube.com

 

同時開催の、「ライゾマティクス_マルティプレックス」展も見ましたが、動画は不可だったので写真は撮らず。

mot.rhizomatiks.com

 

同時開催されていた下記の展覧会の、風間サチコ氏の作品にしびれました。

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大きくてパワフルな作品に見とれてしまいました。横幅5m程あったと思います。

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壮観、荘厳でした。

 

風間サチコ氏は、東京都在住で1972年生まれ。
「現在」起きている現象の根源を「過去」に探り、「未来」に垂れこむ暗雲を予兆させる黒い木版画を中心に制作する、とのことです。

Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021 受賞記念展|Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023

 

個人ブログも。

窓外の黒化粧 | Kazama Sachiko