先月26日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、イコモス(国際記念物遺跡会議~ユネスコの諮問機関)により世界文化遺産としての登録が勧告され、今月下旬の世界遺産委員会で正式に決まる見通しとなっています。
当該の縄文遺跡群は、北海道6遺跡、青森県8遺跡、岩手県1遺跡、秋田県2遺跡の合計17遺跡にのぼりますが、そのうち北東北の4つの遺跡をこれまでに訪ねたので、まとめ記事とさせていただきます。
いずれも立派な博物館が併設されていて見応えがありました。
まずは一番著名な、青森県青森市の三内丸山遺跡。
縄文時遊館(さんまるミュージアム)
復元遺構は圧巻です。
同じ青森県ですが、八戸市の是川遺跡。
是川縄文館では国宝の土偶が見られます。
遺跡は、地形の雰囲気だけ。
岩手県の御所野遺跡では縄文時代のムラの雰囲気が味わえました。
御所野縄文博物館では沢山の土器や土偶が見られます。
復元遺跡は、非常に気持ちの良い広場になっています(天気の良い日は)
秋田県鹿角市の大湯環状列石。
ストーンサークル館があります。
ふたつのストーンサークルがありました。ひとつひとつの石は大きくはないですが、構成された全体は大規模だと思います。
すぐそばの小坂鉱山や小坂の街も、興味深いところでした。
小坂鉄道レールパーク・ブルートレインあけぼの 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古川 - 墳丘からの眺め
小坂鉱山事務所 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古館 - 墳丘からの眺め
康楽館 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字松ノ下 - 墳丘からの眺め
詳しい情報は世界遺産登録推進事務局のサイトにて。