前回のつづき。
中山法華経寺で満開の桜を堪能後、400mほど北に歩いた場所にある東山魁夷記念館を訪ねた。以前に一度、来たことがあったがブログを始める前だった。
住宅街の坂道を上った台地の上、木下街道沿いの広い敷地にヨーロッパ風の建物が建っている。
白壁に窓が整然と並ぶ建物妻側。
4月22日まで「東山魁夷とドイツ~留学時代から再訪の旅まで~」展を開催中。入館料は一般510円。
東山魁夷は昭和20年から平成11年に逝去するまでの半世紀以上を市川市に住み、「私の戦後の代表作は、すべて市川の水で描かれています」との言葉も残しているそう。
記念館は2005年に開館している。
2階の展示室には湖畔の風景や雪の野原などの東山作品が見られたが、1階に展示されていたドイツ留学時代のスケッチやドイツ語の日記などがとても興味深かった。
http://www.city.ichikawa.lg.jp/higashiyama/003.html
展示室は撮影禁止だが、この玄関上の塔屋内は休憩室になっていた。
二連に並ぶ屋根の下はミュージアムショップとレストラン。
だが、上野精養軒が経営するそのレストラン「白馬亭」は3月末で閉店に。
建物を通り抜けると庭園があった。
針葉樹と三角屋根で、八ヶ岳の森の中にいるように感じられた。
白木蓮は散りかけていた。
再び法華経寺赤門の西側へ移動して、あんけんさんお勧めの坂道・細道界隈へ。
緩い坂を降りて、T字路で振り返って。
すぐ左はモダンな建物の日蓮宗泰福寺。
右は短いが急な坂。
そこを上って振り返ったところ。樹木トンネルが心地良い。
道なりに曲っても樹木の道。敷地の大きなお宅が両サイドにあった。
少し東に戻った場所にあった民家の桜。
枝道に階段があった。
階段下から。
さらに下ると細道エリアが。
蓋だけの暗渠も。
京成線をくぐるところで一瞬開渠になっていた。