墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

春信一番!写楽二番!フィラデルフィア美術館浮世絵名品展 @三井記念美術館・三越前

副題は、特別展・錦絵誕生250年。

以下は展覧会のパンフレットより。

今から250年前、江戸時代中期の1765年(明和2年)、すでに江戸の人々の人気を得ていた浮世絵が、多色刷りの「錦絵」となった。

それまでの単色木版画に、多色摺りの新技術を考案したのが浮世絵師・鈴木春信を中心とするグループ。

「カラーの印刷物を庶民が楽しむ。それは当時、世界にも希な奇跡」だった。

本展は、フィラデルフィア美術館が所蔵する4000点以上の浮世絵コレクションから150点の名品が、浮世絵の歴史を概観できる形で選ばれている。

北斎歌麿、広重もあるが、目玉は鈴木春信の「極上の保存状態」の30点ほどと、東洲斎写楽の10点の大首絵。

 

公式サイトのチラシはこちら。

http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/past/150620.html

 

錦絵の考案者ということもあってか、春信が「1番」になっていた。

30点を見比べると構図や色の配置などさまざまな工夫がなされている様子がわかる。

 

また写楽の作品は、6点がまとまって小部屋の三方に掲げられていて、写楽の世界に浸ることができる。

 

平日で閉館間際だったこともあり、混雑は全くなかった。

会期後半(後期)であったが、目玉となる春信の「やつし芦葉達磨」(1765~67頃)や、写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」(1794)は全期間展示で観ることができた。

保存状態の良い作品とじっくり対面できて充実したひとときになった。

 

現在、国宝指定の浮世絵版画はないそうだが、国内にあったらもしかしたら・・・というものではないか。

 

作品や会場の様子は、こちらのインターネットミュージアムが詳しい。

美術館・博物館・イベント・展覧会 [インターネットミュージアム]

 

三井記念美術館での開催は8/16までで、その後、静岡市美術館(8/23~9/27)、大阪・あべのハルカス美術館(10/10~12/6)を巡回する。

 

閉館後の日本橋界隈。風情のある一角。まだ陽は高く暑かった。

 

中央通り沿いの「奈良まほろば館」のビル。向かいのビル(三越)が映りこんでいた。

 

北側から見た日本橋。中央通りはこの信号を境に右に45度ほど曲り、日本橋全体の街割りも曲る。

 

日本橋から見た日本橋川。水道橋で神田川と分流し、箱崎で隅田川と合流する。

可愛らしい観光船が野村證券ビル前の船着場に着岸するところだった。

 雑誌・東京人をたまたま手にしたら、運河クルーズは大盛況なのだそうだ。

東京人 2015年 08 月号 [雑誌]

東京人 2015年 08 月号 [雑誌]

 

 

船着場のあたりからみた、重要文化財日本橋

 

その後ろには、1930年竣工の野村證券日本橋本社ビル。

昨年11月にもエントリしました。

 

最上階の壁面カーブ、船のマストのような塔が美しい。

 中身を変えることが検討されている。

 

このあと、日本橋のぶよお堂に寄って地図を買った。下記は以前に買った時のもの。